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【田村修一の視点】2026年2月27日 百年構想リーグ地域リーグラウンド第4節 FC町田ゼルビアvsジェフユナイテッド千葉

百年構想リーグ地域リーグ第4節 町田 2 (1-0) 1 千葉
19:03キックオフ 町田GIONスタジアム 入場者数 8,015人
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町田が千葉を下し、勝ち点を9に伸ばし暫定ながらリーグ首位に立った。

 

千葉にとっては、J1の現実との戦いが続いている。これまでの3年間で積み上げてきたものを、J1でも磨き続けていく。そのスタンスにブレはなく、言葉通りの戦いがこの試合でも見られた。

 

だが、第2戦の川崎戦のような渾身の力を、毎試合出し尽くすのは簡単ではない。100%を発揮してこそ、次の110%が見えてくるが、自分たちが望む形でそれが発揮できる機会はそうそうあるわけではない。立ち上がりに失点を喫してハンディを背負った試合で、状況をどう打開していくか。これもまた、千葉にとっては次の110%になるのだろう。

 

ただ、その前に、試合への入り方と、細かなミスをなくしていくことには、さらなる注意が必要。現状ではそうしたディテールがピンチを招き、チャンスの可能性を潰している。

 

一方、前節は東京Vに最終盤で2点差を追いつかれ、勝ち点2をみすみす失った町田は、その反省を踏まえてしっかりとゲームを閉め切った。その点では一歩前進のゲームではあったが、今後のJやACLを戦っていくうえで、守備でゲームをコントロールしていく、さらにいえば勝者のメンタリティとは何であるのかを、チーム全体として追求していく。それがクラブにとっての課題となるのだろう

 

 

 

 

田村修一(たむら・しゅういち)
1958年千葉県千葉市生まれ。早稲田大学院経済学研究科博士課程中退。1995年からフランス・フットボール誌通信員、2007年から同誌バロンドール選考(投票)委員。現在は中国・体育週報アジア最優秀選手賞投票委員も務める。