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【森雅史の視点】2026年2月14日 百年構想リーグ地域リーグラウンド第2節 FC町田ゼルビアvs水戸ホーリーホック

百年構想リーグ地域リーグ第2節 町田 2(2(4PK2)2)2 水戸
14:03キックオフ 町田GIONスタジアム 入場者数 10,442人
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優勝候補のホーム開幕戦と前節は戸惑いを隠せなかった昇格組の対戦は、始まってみると両チームのプロパティが何も関係ないことが明らかになった。

 

試合開始早々から水戸の鋭い出足に、ACLの疲労の色が見える町田は受け身に回ってしまった。それでも39分、CKからの展開で相馬勇紀のクロスをエリキが押し込んで町田が先制する。ところが水戸はパスワークで42分に仙波大志が、44分には鳥海芳樹が決めて逆転した。特に水戸の2点目はこの日のハイライトの一つである板倉健太の見事な逆サイドへのロングパスからのきれいな崩しだった。それでも町田は意地を見せる。45+3分、CKから昌子源が頭で合わせて同点に。昌子が相手との駆け引きに勝った瞬間にボールが来るという、レベルの高いゴールだった。

 

後半も水戸が攻め、町田が守るという展開が続くが得点は生まれない。ついにPK戦にもつれこんだが、そこで日本代表の谷晃生が2本を止める意地を見せ、町田が薄氷を履む思いで勝利を得た。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート