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【森雅史の視点】2025年8月20日 J1リーグ第30節 FC町田ゼルビアvsガンバ大阪

J1リーグ第30節 町田 3(1-0)1 G大阪
19:03キックオフ 町田GIONスタジアム 入場者数 10,108人
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G大阪は町田がJ1に昇格して初めて対戦した相手。そのときは先制しながらも宇佐美貴史の見事なFKが決まって同点とされ、試合を終えた。町田のこの日の先発で、その試合に先発していたのは谷晃生、林幸多郎、ナ・サンホの3人だけ。一方のG大阪にしても5人は入れ代わっていたのだが、町田の変化のほうがダイナミックだった。

 

さらに両者の勢いの違いがそのまま出た試合だったと言えるだろう。町田は谷の好セーブがなければ負けていた試合。そしてG大阪は素晴らしいセーブを続けていた一森純が思わず落としてしまったボールを林が押し込んで決勝点を奪った。この試合を終えて8連勝となった町田と、4試合連続で先制点を許してしまっている差がスコアに表れた。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート