【森雅史の視点】2024年11月3日 J1リーグ第35節 FC東京vs湘南ベルマーレ
J1リーグ第35節 FC東京 0(0-1)2 湘南
14:03キックオフ 味の素スタジアム 入場者数28,337人
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第20節以降から今週末前までだけで考えると、1試合あたりの平均勝点はFC東京が9位なのに対して湘南は4位。例年どおり夏が終わりかけると急激に強さを増す湘南は、この試合でもはつらつとしたプレーを見せてFC東京を圧倒した。だが、その湘南の走行距離やスプリントにFC東京は後手に回ったというだけではなかった。判断ミス、技術的なミスが相次ぎ、ターンオーバーが何度も発生した。戦術的な見直しも必要かもしれない。ディエゴ・オリヴェイラが守備で走り回る場面ばかりが目立っていては勝つ確率が低い。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート