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【森雅史の視点】2021年11月6日J1リーグ第35節 横浜F・マリノスvsFC東京

J1リーグ第35節 横浜F・マリノス 8(4ー0)0 FC東京
16:03キックオフ 日産スタジアム 入場者数18,307人
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3日の清水戦で4-0と勝利したFC東京が、今度は木っ端みじんに破壊された。インテンシティもテンションも低いプレーが続き、逆転優勝の夢が絶たれて落ち込んだはずの横浜FMに対して手も足も出なかった。最終的には横浜FMが8点という大量得点を挙げたが、もし横浜FMが集中力を切らさなかったら2桁得点もあり得たはずだ。

FC東京は今季の無冠に加え来季のACL出場権を獲得てきないことが決定している。長谷川健太監督の退任や新監督の名前が噂されるなど、来年に対する不安がチームを浮き足立たせている可能性も考えられる。ここは長谷川監督の続投なのか、あるいは新監督として誰かを迎えるのか、早くハッキリさせて来季に向けた準備を始めたほうがいいのではないか。それがこの日、最後まで応援を止めなかったファンに向けての一番のメッセージになると思う。

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート