
【森雅史の視点】2026年2月17日 AFCチャンピオンズリーグエリートMD8 FC町田ゼルビアvs成都蓉城
ACLEMD8 町田 3(2-1)2 成都
19:01 キックオフ 町田市立陸上競技場 入場者数3,653人
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町田は7分、林幸多郎のパスをイェンギがヘディングで合わせてあっさり先制する。その後も相手の甘い寄せにボールを失うことなくゲームを支配し、25分、徳村楓大が出したパスをペナルティエリアの外から白崎凌兵が豪快に決めて2点目を奪う。このまま大差のゲームになるかと思われたが、思わぬところに落とし穴が待っていた。32分、バックパスにGK守田達弥が慌てたところを詰められて1点差。流れは一気に成都に傾くかと思われた。
町田の事前のスカウティングでは町田の左サイドにロングボールを集めてウェリントン・シウバが個人技で仕掛けるだろうという読みだったはずだ。そのため林はいつものようなオーバーラップを少なくし、慎重に試合を進めていた。だがその対策が功を奏したのか、成都は町田の左サイドを突けない。結局流れは町田のまま前半が終了した。
後半に入ると町田は落ち着きを取り戻す。そして55分、右サイドの桑山侃士がクロスを上げると、イェンギが再びヘッドで加点する。このまま町田は主導権を渡すことなく試合を終えられるはずだったが、90分、マークが全般的に甘くなりリャオ・ロンシャンのクロスをフェリペ・シウヴァに頭で決められ再び1点差に。それでも3分という短いアディショナルタイムに救われ、町田が勝利を収めた。これで町田はPK戦を含めて4連勝。だが失点も多く、まだまだ本来の堅守とまではいかない状況が続いている。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート
森雅史(もり・まさふみ)


