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【森雅史の視点】2023年4月9日 J1リーグ第7節 FC東京vs湘南ベルマーレ

J1リーグ第7節 FC東京2(1-0)2 湘南
15:04キックオフ 味の素スタジアム 入場者数20,949人
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ゲームを支配したという点では湘南で間違いないだろう。ボールをキープし、素早くつなぎゴールを目指した。だが試合巧者だったのはFC東京。押されながらも逆襲で先制点を挙げ、逆転されたのちはセットプレーからの流れで同点ゴールを奪った。両者の特長を生かしたという点で引き分けに終わった試合結果は妥当だったと言えるだろう。ただし、FC東京が目指したかったサッカーは湘南が見せたプレーではなかったのだろうか。湘南はプレー内容と順位が一致しているとは言いがたい。もちろんもっと上の順位でもおかしくない。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート