【Jリーグ】キックオフカンファレンスについて「J1とJ2・J3でスタイルを分けたチャレンジでした(Jリーグ・村井チェアマン)」
有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されている記事を全文掲載いたします。
キックオフカンファレンスについて「J1とJ2・J3でスタイルを分けたチャレンジでした(Jリーグ・村井チェアマン)」~2019年第2回Jリーグ理事会後の記者会見より(1)~(『Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~』)
2月19日、JFAハウスにて2019年2回目のJリーグの理事会が行われ、理事会後に記者会見が行われた。
今回から数回に分けて、会見でのコメントをお届けしていきます。
○村井満Jリーグチェアマン
「みなさんこんばんは。
シーズン開幕前の理事会ということもありまして、今回のキックオフカンファレンスの総括であったり、富士ゼロックススーパーカップの状況であったり、開幕に向けての様々準備について細かくご報告していて、時間がかかってしまいました。
また今回の決議事項ではありませんが、eスポーツへの考え方やご助言をいただきました。
私も議長をしながら出席者の発言をチェックしているんですが、全員発言を目指しているんですけど、今日は2人ばかり発言することができませんでしたが、本当に全員が関与してくれるJリーグの理事会でした。
理事会でお伝えしてきたいくつかの話ですが、まず2月14日に行われましたキックオフカンファレンス、メディアの皆様にも多数ご来場いただきました。大変ご協力いただきありがとうございました。
今回から、J1は首都圏でのキックオフカンファレンス、J2・J3は各クラブで開幕前日会見など、各クラブが趣向を凝らした地域に根差したコミュニケーションということで、J1とJ2・J3でスタイルを分けたチャレンジでした。
J1はリーグ全体を牽引する形で全国地上波とか、全国紙や雑誌であったり、そういったメディアにどれだけ露出するかということですが、まだ集計の途中段階ですが、いわゆるサッカー番組以外のいわゆる情報番組等々、全国地上波キー局全てで取り扱いいただきました。これが具体的にJリーグの関心度アップにインパクトにもたらしかとか、入場数とかどういった因果関係があったのか解析するのには時間がかかりますが、多くの報道機関で取り上げていただきました。
それから、富士ゼロックススーパーカップは52,587人の方に来ていただき、過去の大会の中で2番目の入場者数を記録しました。それから日本テレビ系列で中継していただきましたが、視聴率は4.3%ということでした。TVを見ている中での富士ゼロックススーパーカップを見ていただいた数字、占拠率は13.5%でした。こういうデータは2007年以降で2番目の数字でした。そういった意味では、好カードではあったんですけど、多くの方々に視聴いただけたと手応えを感じています。
キックオフカンファレンス、富士ゼロックススーパーカップに次いで、今晩ACLのプレーオフに鹿島と広島が出場します。原副理事長は今回広島へ行っていて理事会にはビデオでの参加でした。いよいよ今日からACLのプレーオフがスタートするということで、期待を寄せています。
また22日のフライデーナイトJリーグは、セレッソ大阪とヴィッセル神戸の対戦となります。ここに向けた準備もクラブ側と連携しながら進めています。4万人規模のスタジアムですので、満員を目指して今準備を進めています。
キックオフカンファレンスでもご案内しましたが、上から羽織れるベースボールシャツを30,000名様にプレゼントしたり、シャウエッセン入りスープ45,000食を無料で提供したり、いろいろな形でお客様に来ていただけるように準備をしております。
今日はそういったことについて、ずいぶん時間を割いて理事会で説明させていただきました。皆さんの方から質問をいただけたらと思います」
(2)へ続く
*****
「『Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~』」のオススメ記事