J論 by タグマ!

【水戸】「28チーム250人が参加!知的障がい者サッカー大会『ホーリーフェスタ2018』」

有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されているJリーグクラブ記事を全文掲載いたします。


「28チーム250人が参加!知的障がい者サッカー大会『ホーリーフェスタ2018』」【HHレポート】※無料記事デイリーホーリーホック

【写真 米村優子】

茨城の知的障がい者サッカーを水戸がサポート

茨城県内の知的障がい者サッカーチームの交流大会「ホーリーフェスタ2018」(茨城県知的障がい者サッカー連盟他主催)が7月7日はケーズデンキスタジアムサブグラウンド、16日はホーリーピッチで開催されました。

【写真 米村優子】

茨城県は全国的に知的障がい者サッカーが盛んな地域で、県内にある特別支援学校の9割にサッカー部があり、競技人口やレベルが年々上昇しています。
水戸ホーリーホックではそんな知的障がい者サッカーの交流、発展を図るため今大会をサポート。今年で第11回目を迎えました。
今回は県内の特別支援学校、地域の施設、地域クラブなどから、両日合わせて小学生から60歳代まで28チーム約250人の選手が参加。
ハイレベルなチーム同士で対戦する「チャンピオン」、ゲームを楽しむ「フレンドリー・アグレッシブ」、「フレンドリー・エンジョイ」の3つのカテゴリーに分かれ、リーグ戦形式でゲームを楽しみながら、チームや選手の育成、強化を図りました。
両日、30度を越える暑さの中でのゲームとなりましたが、選手らは爽やかな汗を流しながら、さまざまなチームとの対戦を満喫し、休憩中はホーリーくんと写真撮影やハイタッチをしながら交流を楽しんでいた様子でした。

【写真 米村優子】

(写真左から)千葉翔太選手と日立特別支援学校サッカー部監督の村山育男さん
【写真 米村優子】

ちなみに知的障がい者サッカーは国体の正式団体競技。
茨城県でも選抜チームが組まれ、来年の茨城国体での活躍に向け、一丸となってトレーニングを積み重ねています。
選抜チームの一人で、国体メンバーの有力候補である千葉翔太選手(日立特別支援学校高等部2年)は「来年の茨城国体に出場して、もっとサッカーを頑張りたい」と笑顔で語っていました。
ますます盛り上がりを見せる茨城の知的障がい者サッカーシーン。今後も要チェックです!

【写真 米村優子】

(佐藤拓也)

*****
デイリーホーリーホック」のオススメ記事

「第22節讃岐戦のMVPは伊藤涼太郎選手に決定!」【ニュース】※無料記事

J2第23節京都サンガF.C.戦「暑さに負けず、ピッチコンディションにも負けず、伊藤涼太郎の一撃で我慢比べを制して今季2度目の連勝を達成」【レビュー】