
【森雅史の視点】2026年3月1日 百年構想リーグ地域リーグラウンド第4節 川崎フロンターレvs水戸ホーリーホック
百年構想リーグ地域リーグ第4節 川崎F 2(0(4PK2)2)2 水戸
16:03キックオフ Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu 入場者数 22,779人
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水戸にとって痛恨だったのは84分に与えたPKだった。だが、この失点には布石があった。直前のプレーで2つ、イージーミスが重なったのだ。相手のクリアボールを拾ったのだがトラップが大きくなって再び川崎のボールにしてしまった。ゴール前まで攻め込まれたがクリアし、FWに繋いだもののハッキリしないプレーの中でボールを奪われ、ショートカウンターを許してしまった。その後のクロスが水戸の選手の手に当たり、PKを献上したのだ。悪い流れを感じ、もっとセーフティにプレーするというゲームの読みができなかったと言えるだろう。
だが、それでも水戸のプレーには将来を感じさせるものがあった。ボールへの出足は川崎より上。ゴール前でも果敢にチャレンジするプレーがチャンスを生んでいる。ちなみにJ2時代の水戸が等々力で川崎に勝ったのは2003年08月17日だけ。26分に先制し、75分に同点に追いつかれながらも87分、決勝点を奪った。そのときはシュートで20本vs7本という差を付けられながら、最後はトゥーリオ、のちの田中マルクス闘莉王が前線まで攻め上がり迫力を見せての勝利だった。あのときのような迫力を今日の水戸からは感じることができた。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート
森雅史(もり・まさふみ)
