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【森雅史の視点】2023年7月29日 J2リーグ 第28節 FC町田ゼルビアvs徳島ヴォルティス

J2リーグ第28節 町田 2(1-1)1 徳島
18:03キックオフ 町田GIONスタジアム 入場者数3,561人
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町田が大胆な策を採り、チームを活性化させた。

開幕からミッチェル・デューク、エリキの強力2トップを生かして4-4-2をベースに首位の座を守り続けていたが、4-2-3-1に変更した。すると徳島は前半ほぼいいところなく、一方的に押し込まれる。先制点は町田が奪ったが、それでも徳島は一瞬の隙を突いて柿谷曜一朗が前を向き、右サイドまでつないでエウシーニョが同点に。後半は徳島が持ち直したものの、次第に足が止まり始めた。すると最後はオウンゴールが決勝点となり、町田が2018年6月10日以来の勝利を収めた。

前節得点を奪ったミッチェル・デュークを先発から外すという大胆な策はチームに大いに刺激を与えた。劇薬ではあるが、首位に甘んじることなく進んでいくという強い決意の表れがこの日の勝利だったと言えるだろう。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート