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【森雅史の視点】2023年5月13日 J2リーグ第15節 東京ヴェルディvsFC町田ゼルビア

J2リーグ第15節 東京V 0(0-1)1 町田
15:03キックオフ 味の素スタジアム 入場者数 7,477人
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J2リーグで失点数の少なさ1位(町田)、2位(東京V)、順位も1位(町田)、3位(東京V)という戦いは、試合当初からインテンシティの高いゲームになった。中盤の構成力は東京Vが上。町田は荒木駿太のポジションを1列下げてペナルティエリア内への侵入を防ぐとともに、両サイドを厚くしてサイドの突破を防いだ。東京Vが試合を支配して進んだが、45+1分、一瞬の隙が生まれる。左サイドの突破からシュートを許すと、ポストへの跳ね返りをエリキが押し込んで先制点。こうなると、今季先制点を奪えば負けたことのない、さらに前半リードしたときは全勝している町田のペースに。後半は自慢の守備を生かして、バスケス・バイロンが異議で2枚目のイエローカードを出され退場した東京Vを寄せ付けず、首位の座を守った。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート