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【森雅史の視点】2023年4月12日 J2リーグ第9節 東京ヴェルディvsブラウブリッツ秋田

J2リーグ第9節 東京V 2(0-0)1 秋田
19:03キックオフ 味の素スタジアム 入場者数2,805人
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お互いを探るような前半が終わると後半になってゲームは加速した。51分、左からのクロスを河村慶人がヘディングで落とし、綱島悠斗が蹴り込んで先制する。64分にはCKがこぼれてくるところを林尚輝が合わせて追加点。秋田にとっては今季初の複数失点となった。だが秋田は諦めない。89分、CKからつないで飯尾竜太朗が1点を返すと、負傷で10人になった後はセットプレーにGKまで上げて同点を狙う。アディショナルタイムの8分は緊迫感の高い攻防となり、昇格プレーオフ圏内同士の戦いは、最後まで手に汗握る熱戦に。ともに守備が固いチームながら得点力が上の東京Vに勝利の女神が微笑んだ。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート