【森雅史の視点】2023年3月12日 J1リーグ第4節 FC東京vs横浜FC
J1リーグ第4節 FC東京 3(2-1)1 横浜FC
15:03キックオフ 味の素スタジアム 入場者数23,752人
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FC東京は5分、ディエゴ・オリヴェイラが右からのクロスをトラップして反転シュートするとあっさり先制点が決まった。27分、ゴール前での横パスを仲川輝人がカットし流し込む。62分、右サイドから長友佑都が上げるとフリーのディエゴ・オリヴェイラがこの日の2点目。横浜FCは45分にオウンゴールで1点をもぎ取り、24分、35分には決定機をつくるがGKヤクブ・スウォビィクの美技やポストに阻まれ追加点を挙げることはできなかった。
横浜FCは立ち上がり、早いプレスでペースを握ったかに見えたが、ミスが起きると次第に選手の動きがぎこちなくなり、距離感もおかしくなって自滅していった。一方のFC東京もミスは多かったものの、最後は個の力でねじ伏せた。勝敗は両者の経験値の差が生んだとも言えるだろう。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート