
【田村修一の視点】2026年3月14日 J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第6節 東京ヴェルディVS浦和レッズ
J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第6節 東京V 1(1-0)0 浦和レッズ
16:03キックオフ MUFGスタジアム 入場者数43,725人
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東京Vが浦和を下し、百年構想リーグ3勝目をあげた。
コンパクトなブロックをミドルゾーンで保って、相手の攻撃を食い止める。そこからのトランジションで攻撃に人数をかけて相手ゴールに迫る。狙いとした戦い方を、試合を通して実践できたわけではなかったが、東京Vは前線からのプレスでボールを奪って得点を決め(14分、染野唯月)、後半、選手交代で圧力を強めた浦和の攻撃を、最終ラインで防ぎきって完封勝利を成し遂げた。
東京Vは徐々に本来の姿を取り戻しつつある。元々選手個々は個の力を備えている。組織力をさらに高めていけば、今後に向けての展望が開けてくるだろう。
一方、敗れた浦和は、アタッキングサードでの連携が不十分で、マテウス・サヴィオを軸にチャンスは作り出すものの、得点にまでは至らず今季4勝目はならなかった。ただ、後半に投入されたオナイウ阿道は攻撃のアクセントとなり、プラスアルファとして可能性の片鱗を見せたといえる。
田村修一(たむら・しゅういち)
1958年千葉県千葉市生まれ。早稲田大学院経済学研究科博士課程中退。1995年からフランス・フットボール誌通信員、2007年から同誌バロンドール選考(投票)委員。現在は中国・体育週報アジア最優秀選手賞投票委員も務める。


