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【森雅史の視点】2023年2月26日 J2リーグ第2節 FC町田ゼルビアvsザスパクサツ群馬

J2リーグ第2節 町田 2(1-0)0 群馬
14:04キックオフ 町田GIONスタジアム 入場者数3,160人
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38分、FKを池田樹雷人がヘディングで合わせて先制点を奪うと、84分、翁長聖がペナルティエリア横からのFKを狙いどおりに直接決めて2-0。第1節で活躍した平河悠のスペースを消され、ミッチェル・デュークとエリキの2トップにして打開を試みながらも崩せない。そんな膠着した試合をセットプレーで効率よくモノにして、黒田剛新監督が初勝利を挙げた。右サイドを封じられた分、一層の活躍を見せた翁長はゴール以外にも大活躍したと言えるだろう。群馬はうまくボールを奪うところまで出来る場面がありながら、攻守の切り替えで一息ついてしまい、守備の固い町田を攻めるのに苦労した。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート