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【森雅史の視点】2022年4月23日 J2リーグ第11節 東京ヴェルディvsジェフユナイテッド千葉

J2リーグ第11節 東京ヴェルディ1(0-0)1 ジェフユナイテッド千葉
14:02キックオフ 味の素スタジアム 入場者数5,110人
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千葉の尹晶煥監督は「ボールを奪ったあとのミスが多かった」と振り返った。そのため千葉はラインを押し上げられず押し込まれる形になる。ところがその低いラインが奏功した。52分、押し込んでしまったが故に高くなってしまった東京Vのラインの裏を突いて、高木俊幸が独走し先制点を挙げる。ところが守備の時間が長かった千葉は少しずつ体力を奪われていった。24.8度という気温も相まって時間とともに千葉の動きは鈍ってしまう。そしてついに81分、最終ラインの前でボールを受けた佐藤凌我が決めてついに同点となった。その後も東京Vが攻めたが、千葉も粘りを見せてゴールを割らせずタイムアップ。ともに悔しい勝点1を分け合うことになった。

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート