【森雅史の視点】2022年4月10日 J1リーグ第8節 湘南ベルマーレvsジュビロ磐田
J1リーグ第8節 湘南ベルマーレ0(0-0)0 ジュビロ磐田
15:03キックオフ レモンガススタジアム平塚 入場者数8,257人
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両チームとも技術的なミスの多さが目立った。そのためぶつかり合いが多発し、前半から負傷する選手が相次ぐ。前半のアディショナルタイムでも5分あったこと、両チーム合わせて直接FKが27回あったことなども試合の様相を表していると言えるだろう。もっともゲームはタフだったがダーティではなかった。試合中盤こそお互いに足が止まる場面があったが、終盤は両チームとも攻め合って互いにクロスバーやポストを直撃する惜しいシュートも放った。テクニカルなゲームとは言えなかったものの、この激しさが90分間続けばエンタテインメントとして十分成り立つのではないだろうか。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート