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【田村修一の視点】2022年4月9日 J1リーグ第8節 川崎フロンターレvs柏レイソル

J1リーグ第8節 川崎フロンターレ 1(1-0)0 柏レイソル
19:03キックオフ 等々力陸上競技場 入場者数17,471人
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リーグ2位対3位の試合として内容はもの足りなかったが、前節から中2日で臨んだ川崎が気力で勝利を手繰り寄せた。得意のパスワークも連動性もなく運動量も不十分。左サイド・マルシーニョの突破力とレアンドロ・ダミアン、家長らの選手個々の頑張りで川崎が勝ち点3を手にした。ACLも中2日の戦いが6試合続くが1週間の準備期間がある。万全のコンディションで臨んで欲しい。

一方、第2節で横浜FMを破り好調の波に乗った柏だったが、低調な川崎相手に効果的な攻撃を仕掛けられなかった。好調の2トップ、小屋松、細谷とマテオス・サヴィオの連携がほとんど見られずドッジのサポートも皆無。ドゥグラス不在の影響が浮き彫りになった。

 

田村修一(たむら・しゅういち)
1958年千葉県千葉市生まれ。早稲田大学院経済学研究科博士課程中退。1995年からフランス・フットボール誌通信員、2007年から同誌バロンドール選考(投票)委員。現在は中国・体育週報アジア最優秀選手賞投票委員も務める。