【水戸】ネッツトヨタ茨城株式会社と19年ぶりとなるユニフォームパートナー契約締結。「今の水戸があるのも20年間の支援があるから」と沼田邦郎社長
有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されているJリーグクラブ記事を全文掲載いたします。
ネッツトヨタ茨城株式会社と19年ぶりとなるユニフォームパートナー契約締結。「今の水戸があるのも20年間の支援があるから」と沼田邦郎社長【ニュース】※無料記事(デイリーホーリーホック)
2月22日、水戸ホーリーホックは茨城県庁記者クラブで会見を開き、ネッツトヨタ茨城株式会社とユニフォームパートナー契約を締結したことを発表した。
ネッツトヨタ茨城株式会社は1998年に水戸ホーリーホックのメインスポンサーとして支援を開始。クラブ初のユニフォームスポンサーであり、99年と00年にはユニフォームの胸スポンサーとなり、チームのJ2昇格を後押しした。
その後もスポンサーとして、選手バスの提供や14年からは毎年サンクスマッチスを開催するなど20年にわたり、クラブを支援し続けてきた。そして今シーズン開幕を前に19年ぶりにユニフォームスポンサーに復活することが決まった。
以下、記者会見コメント
沼田邦郎社長
「本日は非常にうれしい発表となりました。ネッツトヨタ茨城様から多大なるご支援をいただきまして、あらためてユニフォームのパートナーとなってもらうこととなりました。ネッツトヨタ茨城様には1998年に我々水戸ホーリーホックのメインスポンサーとしてご支援していただき、今の水戸ホーリーホックがあるのも、ネッツトヨタ茨城の皆様の多大なご支援があったからこそだと思っています。我々も地域の発展のために地域に根差した活動をしてきました。その中で様々なご支援を受けてきました。バスのご提供、そしてスポンサーもしていただきながら、14年からはサンクスマッチを開催していただいてもらっています。先ほども述べましたが、ネッツトヨタ茨城様にご支援をいただき、我々はJ2に昇格することができました。我々は今年25周年を迎えるにあたって、ユニフォームスポンサーになっていただきました。これが一つの道標であって、夢であるJ1昇格への後押しをしていただいていると思っております。ですので、さらに緊張感をもって、高みを目指して戦っていきたいと思っています。一緒に戦っていただいているパートナーの方々に感謝の思いを抱きながら戦っていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いします」
ネッツトヨタ茨城株式会社 後藤和弘代表取締役社長
「弊社は98年にホーリーホックさん初の企業スポンサーとなりました。そして、20年間ずっと応援させてもらっています。98年のきっかけは、当時弊社は「トヨタオート茨城」から「ネッツトヨタ茨城」へ社名変更でして、その時から水戸ホーリーホックさんを応援させていただこうということになりました。それから20年間応援させてもらっていますが、14年からはサンクスマッチを5年間続けており、今年も継続させていただきます。4月7日の徳島戦に開催します。実は、4月1日に弊社は50周年を迎えることとなります。なるべくその近い日にサンクスマッチを開催したいというご無理を聞いていただき、4月7日に開催する運びとなりました。これからも応援していきたいですし、弊社は50周年で、水戸ホーリーホックさんは25周年の節目の年でもあります。50周年の企画を弊社として考えていまして、その中で特に水戸ホーリーホックさんとの関係に力を入れていきたいと思いました。たとえば、親子サッカー教室を今年から本格的に弊社が支援させていただき、開催してきたいと思っております。詳細はこれから詰めていきますが、19年度にいろんな50周年の取り組みを行っていきますが、そのメインのプロジェクトとして、ホーリーホックさんの支援を考えております。50周年が過ぎても継続して支援をさせていただくつもりですので、よろしくお願いします」
Q.今回ユニフォームスポンサーになる経緯について教えてください。
後藤社長
「より支援させていただく方法は何かあるかなとご相談させていただきました。その中でお話いただいたというのが正直なところです。今までもサンクスマッチなど支援させていただきましたが、今年はさらに盛り上げたいと。何かやりたいと。でも、ユニフォームスポンサーというのがあるとは分かりませんでした。そこでご提案をいただいて、決まりました。親子サッカー教室を開催する意向はあったのですが、それ以上に何かやれることはないでしょうかという話を我々からさせていただきました」
Q.98年から応援してきましたが、今後どういう思いで応援されていきますか?
後藤社長
「我々は地域や水戸の町を盛り上げていきたいという思いで応援させていただいています。JFL時代、最初の企業スポンサーとして支援をさせてもらっています。特に今力を入れているのは、親子やファミリー。50周年の企画もそこを含めたものがたくさんあります。親子サッカー教室もまさにそれです。そういった中でさらに地域を盛り上げていきたいという思いの中で今回のユニフォームスポンサーにつながりました」
Q.前回ユニフォームスポンサーになった時にはJ2昇格しました。今年はJ1昇格を期待しますか?
後藤社長
「昇格してもらいたいですね。頑張ってもらいたいと思います!」
Q.ホーリーホックとして、今回の支援についてどのように受け止めていますか?
沼田邦郎社長
「20年間チームを支えてくれたパートナー様であります。我々は地域の皆様に支えられながら成り立っているクラブです。その最初の企業様です。また、50周年を迎えるにあたって、我々も25周年の節目の年に多大なる支援を受けながら、J1昇格を成し遂げられるようにしていきたいと思っています。本当に感謝を申し上げるとともに、地域と一体感を持って、さらなる責任感を持ってクラブを運営していきたいと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
Q.ネッツトヨタ茨城さんにとって、水戸ホーリーホックはどういう存在ですか?
後藤社長
「弊社は茨城全域を拠点としていますが、本拠地は水戸です。その地域を盛り上げていきたい。そのための強力なパートナーだと思っています。ずっとこの関係は変わりません」
【水戸ホーリーホックとネッツトヨタ茨城株式会社との主な取り組みと歴史】
〇1998年8月
「トヨタオート茨城」から「ネッツトヨタ茨城」へ社名変更
これを機にクラブとメインスポンサー契約締結
→ユニフォーム背中にロゴを掲出
(クラブ初のユニフォームスポンサー)
〇1999年~2000年
ユニフォームスポンサー(胸)として契約締結
1999年、クラブはJFLを3位で終了
翌年のJ2昇格決定
〇2003年
対象ホームゲーム5試合中3試合観戦者の中から抽選で1名に「Vitz」が当たるキャンペーンを実施
→ネッツ誕生5周年&ネッツマイネ誕生記念
~ゲッツ! ネッツ! ヴィッツ! キャンペーン~
〇2004年
クラブ初のオフィシャルイヤーブック完成
ネッツトヨタ茨城の広告掲出。現在に至るまで継続してイヤーブックに広告を掲出
2005年にはスタンプラリー型の広告を掲出。
ホームゲーム観戦でスタンプを貯めて、抽選で「Vitz」が当たるキャンペーンを実施
〇2014年
「ネッツトヨタ茨城サンクスマッチ」初開催
以降サンクスマッチを現在に至るまで継続して実施
→2019シーズンは4月7日(日)徳島戦で実施
クラブへ「iQ」を提供
ネッツトヨタ茨城本社にて車両引き渡し式を実施
〇2018年
城里町「アツマーレ」にて親子サッカー教室実施
その他、選手移動用車両の提供、ピッチ看板掲出、メインスタンドバナー、大型ビジョン広告等、多大なる継続な支援を行っている
*****
「デイリーホーリーホック」のオススメ記事