J論 by タグマ!

【大宮】MOVIXさいたまでの新体制発表会の様子および登壇者コメント【フォトレポート】

有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されているJリーグクラブ記事を全文掲載いたします。


★無料記事:MOVIXさいたまでの新体制発表会の様子および登壇者コメント(写真10枚)【フォトレポート】OmiyaVision

14日、MOVIXさいたまにて2018シーズンの新体制発表会が行われ、森正志代表取締役社長、西脇徹也強化本部長、石井正忠監督、そして新加入の選手・スタッフが登壇した。

まずは森正志代表取締役社長が登壇。J1復帰に向けての応援を呼びかけた

西脇徹也強化本部長は目標設定を明言。「2018シーズン、J2優勝します」と力強く宣言した

石井正忠監督は新スローガンとともに登場。『ONE』に込められた一体感の重要性を強調する

冒頭の挨拶を終え、新加入選手・スタッフが一堂に会する

2015シーズン以来の復帰となる富山貴光。さすがにほかの選手よりもリラックスできていた

トークショーでは先輩・三門雄大との掛け合いで”魅せた”酒井宣福。ピッチ内外でチームを盛り立てる

サポーターからの質問コーナーで石井正忠監督をべた褒めする質問が。指揮官は「これ、家内なんじゃないですか」と照れ笑い

スローガン『ONE 勝利のために』を中心に

新たに大宮のユニフォームに袖を通す9人の選手たち

最後はサポーターとともに記念撮影して、新体制発表会は終了となった

以下、会見でのコメント。

■森 正志代表取締役社長
「本日は大宮アルディージャ2018新体制発表会、ファン・サポーターの皆さま、マスコミの皆さま、お忙しいところにお集まりいただき、本当にありがとうございます。いま見ていただいたVTRにもありましたが、われわれ大宮アルディージャは今年が20年の節目であります。この20年の節目にクラブ、チームともに新しくチャレンジをしていきたいというふうに思っております。今日の新体制発表会も、新たな取り組みとしてチャレンジさせていただいたものの一つであります。この開催にあたっては、MOVIXさいたまさんのご協力をはじめ、数多くの皆さまのご協力の下、本日を迎えることができました。この場を借りて感謝申し上げます。さて、この節目を迎えるにあたり、昨シーズンは皆さんの大きな期待、声援に応えることができず、今季はJ2からのスタートとなってしまいました。しかし、今日を迎え、これからスタートするこの2018年、われわれクラブとチームがやらなければならないことは、まずJ2で優勝し、1年でJ1に復帰するということ。重ねて、J1に復帰した際も、戦い方がしっかりとJ1上位でも戦っていけるような、足腰の強い土台作りというものを、今年度は進めていかなければいけない、達成しなければいけないと考えております。昨シーズンの終わりにお話させていただきましたが、今季も石井監督を指揮官として、チームは発進いたします。石井監督とも話をしておりますが、先ほど申し上げた目標を絶対に達成するためには、選手・監督はもちろんのこと、フロント、現場すべてのスタッフが一つになって戦い切らなければならないということだと、話をしております。このあと、強化本部長の西脇(徹也)、監督の石井からもお話させていただきますが、なんとしても今年をしっかり大切にし、次の時代、次の10年につながるような戦い、活動を続けてまいります。引き続き、皆さまの熱いご支援、ご声援を、ぜひともよろしくお願いいたします」

■西脇 徹也強化本部長
「本日はお越しいただきまして、誠にありがとうございます。昨年11月に本部長に就任し、今年も引き続き、強化の責任者として仕事をさせていただきます。冒頭、映像にもありましたけれども、たくさんの方に支えられて、たくさんのOBがいる歴史の中で、大宮アルディージャの20周年を迎えられたと感じています。私自身も今年で在籍18年目になるんですけども、そうした皆さまの思いをしっかり受け止めて、今後強い大宮アルディージャを作っていけるように、仕事を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。2018シーズン、20周年の今季を、われわれはJ2で戦います。先ほど社長からも話がありましたけども、石井監督体制の下、J2優勝を目指します。そしてJ1リーグで戦えるベースというものをこの1年間でしっかり作り上げて、J1に帰りたいと考えています。2018シーズンを戦うにあたりまして、もっと選手やチームがレベルアップするために、どういった部分をプラスαしていけばいいか、石井監督とも話し合いました。その中で、ピッチの中で攻守においてアグレッシブにチャレンジしていく、そういったプレーを私たちは必要としていると感じています。そのためにも90分間走り抜けるフィジカル、戦い抜けるメンタルをキャンプからチームに植え付けて、しっかりした強いアルディージャを皆さんにお見せできるように頑張りたいと思っております。支えていただいているサポーターの方、パートナーさん、皆さまを含めて、求めていることは勝利であると、そして選手がピッチで躍動する姿を皆さん求めているのではないかと感じています。応援してくれている皆さんの心が動くような、一緒に興奮してもらえるようなチームを、私たちは作り上げていきたいと思っております。編成についてですけども、残念ながらチームを去っていった選手たちがおります。ただ、今回大宮に残り、大宮で戦い、大宮で来季J1を迎えるために、強い決意で残ってくれた選手たち。彼らを私は誇りに思いますし、信じています。彼らの強い思いが今季J2優勝の大きな力になるのではないかと、私自身考えています。そして新たに9名の新加入選手が加わりました。彼らは大宮がいま必要としているポイントを持った選手たちであり、モチベーション高く臨んでくれる選手たちであり、特長を持った選手たちであると確信していますし、そういう選手たちを獲得できたと感じております。今回の補強に関しまして、各ポジションでリストを挙げながら石井監督とも話しましたが、その中で私たちが大事にしているのはまず気持ちの部分。今回、来てくれる選手たちに関しては、私のほうでいろいろ話をしましたけども、大宮の思い、今後どうなっていくかの思いとともに、J1に一緒に行きたいという思いで決断してくれました。そういった新加入の選手たちの思いと、残ってくれた選手たち、そしてクラブスタッフの思い。この思いがマッチしたときに、J2優勝の大きな原動力になると確信しています。2018シーズンのJ2リーグ、非常にタフなシーズンだと思っています。ただ、今回集まってくれた選手たち、来てくれた選手たち、来てくれたスタッフ、J1昇格に向けて非常にたくましい選手・スタッフが集まってくれたと確信しています。2018シーズン、J2優勝します。優勝目指して頑張ります。よろしくお願いします」

■石井 正忠監督
「今年も監督をする石井です。よろしくお願いします。まずは2018シーズン、社長と強化本部長からも話がありましたけども、目標はハッキリしていまして、J2で優勝すること。1年でJ1に復帰すること。それを目標にやっていきたいと思います。2015年、J2で優勝していますが、それと同じように1年でJ1復帰を目指すために、強化本部長を中心にたくさんの補強をしてもらいました。その選手たちの力を信じて、選手たちを徹底的に鍛えて、強いチーム作りをしていきたいと思っております。そしてこのスローガンですけども、私がこの『ONE』というスローガンに懸ける思いとしては、一人ひとりの選手の力を最大限に発揮するためのトレーニングを徹底的にして、強いチームを作る。チームがまず一つになるということ。そしてフロント、現場が一体感を持って、1年間を戦っていく。そしてクラブ、いまいらっしゃるサポーターの皆さんをはじめ、大宮アルディージャを応援してくれている皆さんと最終的には一体となって、最後に一つの大きな喜びを分かち合えるように、シーズンを通して戦っていきたいと思いますので、皆さん1年間、応援よろしくお願いします」

■中村 太亮
「ジュビロ磐田から加入した中村太亮です。タイスケと呼んでください。よろしくお願いします。(大宮で見せたいプレーは?)左サイドバックなので、得点につながるプレー。そして守備ではしっかり体を張って守りたいなと思います。(今季への意気込みは?)1年でしっかりJ1に戻れるように頑張って、戻るだけじゃなくてJ1でもしっかり戦えるようなチームを作り上げて、戻りたいなと思います」

■三門 雄大
「素晴らしい選手たちがそろっていると思うので、僕はその選手たちを輝かせられるようにプレーするのが好きです。前線の選手たちがより得点やアシスト、攻撃に絡んでいけるように、後ろから支えていってあげられたらいいなと思います」

■ロビン シモヴィッチ
「こんにちは、皆さん。日本では3年目になりますが、適応する時間がありましたので、今回大宮に来るというのはとても簡単な決断でした。日本にはもう適応していますので、どんなところかというのも分かっています。刺身、大好き(笑)。もう少し日本で過ごせば、100%日本人になれると思います(笑)。(大宮ではどんなプレーを見せたい?)攻撃的なサッカーをプレーしたいのはもちろんですが、それだけではなくてディフェンスもしっかりやらなくてはいけません。われわれはJ2のトップにならないといけないですから、攻守両面にわたってしっかりやりたいと思います。(期待に応える自信は?)プレッシャーは問題ありません。背番号9として、得点してチームをJ1に戻すためにここにいます。いまから楽しみにしています」

■酒井 宣福
「みんなでJ1に帰りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。パワフルでアグレッシブなプレーが僕の売りなので、どんどん見せていきたいと思っています。(さまざまなポジションを経験してきたが、勝負するところは?)左サイドを主戦場としてやりたいですし、チームが困ったときにはどこでもやらせていただきたいなと思います」

■笠原 昂史
「まずはしっかりJ1昇格できるように、トレーニングから頑張っていきたいと思います。シュートを止めることも大事ですけど、高さを生かしたプレーができればと思っています」

■富山 貴光
「戻ってくることができてすごくうれしいですし、帰ってきたからには結果を残さないといけないなと思います」

■奥抜 侃志
「J1復帰に少しでも貢献できるように頑張りたいと思います」

■佐相 壱明
「チームの力になれるように頑張っていきたいと思います。(同年代の奥抜とともに加入となるが?)トレセンとかでも一緒にやっていたので、『うまいな』と思っていましたし、『負けたくないな』という気持ちはあります」

■嶋田 慎太郎
「J1昇格に向けて自分の持っている力を出したいと思います。チャンスメークやフィニッシュのところは自分の持ち味だと思っているので、それを試合で出したいなと思っています」

■原崎 政人ヘッドコーチ
「今年から大宮でまた仕事をすることになりました、原崎です。J2からのスタートになりますが、1年でまずJ1に復帰すること、J2で優勝することを目標に、石井監督、そして選手をしっかりサポートしていきますので、応援よろしくお願いします」

■大塚 真司コーチ
「主役は選手なので、選手をしっかりサポートして、チームのJ1昇格に貢献できるように、精一杯やりたいなと思っています」

■藤原 寿徳GKコーチ
「今年からGKコーチをさせていただきます、藤原といいます。よろしくお願いします。監督のサポートをしながら、選手たちが熱く戦えるように、後ろから後押しできればなと思います。応援よろしくお願いします」

■大塚 慶輔フィジカルコーチ
「フィジカルコーチの大塚慶輔です。大塚真司さんがいらっしゃるので、名前がかぶるんですが、僕のほうは『ツカ』と呼んでもらえたらありがたいです。チームのために選手一人ひとりがレベルアップできるように、そしてチーム全体のパフォーマンスが上がるように、全力を尽くしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

*****
OmiyaVision」のオススメ記事

中村太亮「大宮の未来のためにしっかりと、ジェフのとき以上のプレーを見せられたら」、奥抜侃志、酒井宣福、ロビン・シモヴィッチ、嶋田慎太郎【新体制発表会・囲み取材コメント

嶋田慎太郎 – 伸びしろ十分。飛躍を期する熊本アカデミーの星【コラム/NewFace】