【水戸】「オフィシャルパートナーへ一年の感謝を込めて 全選手やスタッフが『水戸ホーリーホック2018感謝会』でおもてなし」
「オフィシャルパートナーへ一年の感謝を込めて 全選手やスタッフが『水戸ホーリーホック2018感謝会』でおもてなし」【HHレポート】※無料記事(デイリーホーリーホック)
75社135名のパートナーが参加。選手らは歓談や写真撮影で支援への感謝を伝える
12月10日、水戸市宮町のホテルレクビュー水戸でオフィシャルパートナーへ一年のお礼と感謝を込めて、昨年に引き続き2回目となる「水戸ホーリーホック2018感謝会」が開催。全選手や監督ら、全クラブスタッフが75社135名のパートナーの方々をおもてなししました。
まず選手らが試合前のモチベーションアップ用に観るビデオが流れ、高揚したムードの中で感謝会が始まると、沼田邦郎社長、長谷部茂利監督、細川淳矢キャプテンが順次登壇して挨拶をしました。
沼田社長は今シーズンの感謝の念を述べ、「来年はステップをもう一つ上げて、夢であるJ1を目指して頑張っていきたい。是非ご協力をお願いしたいと思います」と2019シーズンの抱負を語っていました。
長谷部茂利監督は今シーズンを振り返り、「充実したシーズンを過ごさせていただきましたが、結果は満足いくものではありませんが、『一新』が出来たのではないかと思います。来年はもう一つ、もう二つ上を行き、希望である6位以内に入り、J1への扉を開きたいと思います」と力強く述べると、最後は細川淳矢キャプテンの挨拶へ。
実は、昨年の感謝会で緊張の余り、用意していた台詞が飛んでしまい、10秒間も沈黙してしまった細川選手。「僕の成長した姿を見てもらえたらと思います(笑)」と笑いを誘うと、「皆様のお陰で僕らがサッカー選手でいられて、水戸ホーリーホックというチームが成り立っています。まだまだ大きいクラブとは言えないのかもしれませんが、皆さんと一緒に段々と大きくしていきたいです。益々のご支援をよろしくお願い致します」と感謝を伝えていました。
少々、緊張した面持ちの選手会長・伊藤槙人選手の「乾杯!」の挨拶でパーティーが本格的にスタートすると、選手らは同じ円卓のパートナーらと食事を味わいながら、歓談のひとときを満喫しているようでした。
途中、全選手との写真撮影タイムもあり、今シーズンの全48ゴールシーンの映像が流れると、シュートを決めた選手がいる円卓では拍手と歓声が沸き起こるなど、会場は大賑わい。
締めの挨拶では、萩原武久強化、育成・普及統括が「夢を与えられる存在として一歩近づき、間違いなくJ1は夢ではなく、現実味を帯びてきました。上に行くためのエネルギーが必要。力を貸してください」と支援を呼びかけると、大きな拍手が送られました。
最後は選手、スタッフ全員の花道でお見送り。「来年はJ1に行くぞー!」と大声で選手らを鼓舞するパートナー企業もおり、昇格への意欲を互いに高めた感謝会となりました。
●パートナー企業コメント
○明治安田生命水戸支社長・岸本正宏さん
「前半が好調だったので、中盤やJ1ライセンス後の連敗がもったいなかったですね。本間(幸司)君が現役中になんとか、昇格して貰いたいです。来年こそJ1へ行きましょう!」
○茨城交通代表取締役社長・任田正史さん
「今季は今までと違うサッカーで、特に首位に立ったホーム山口戦はベテランと若手が上手く融合していて、素晴らしい試合でした。J1に手が届く実感を得られ、来季に期待が持てるシーズンだったと思います。是非、J1へ行って貰いたいです」
○常磐大学常任理事・小櫃重秀さん、横須賀敬章さん
「『ここで行くぞ!』という場面で踏ん張りがきかず、負け込んでしまったのは残念でしたが、過去最高順位を獲得したのは素晴らしいことです。来年は最低でも6位以内となり、全国ネットで話題に上がるような成績を収めて欲しいと思っています」
○ファーストステージ取締役CMO・髙橋正幸さん
「今季からジュニアチームの胸スポンサーとなり、弊社の住宅の断熱材に使用する古新聞や古雑誌をスタジアムで回収し、その一部の資金をクラブへ還元する取り組みをしてきました。ホーリーホックさんとパートナーになったことで、より地域密着感が生まれ、弊社にとって大きなプラスになっています。今後も継続して応援していきたいと思っています」
○スタジオサカ代表取締役・坂大樹さん、石井一徳さん
「観ていて、気持ちのいい試合が多かったです。スタジアムの映像制作を担当している立場としては、ゴールの映像をたくさん出せたのが嬉しかったです。ジェフェルソン・バイアーノ選手のゴールパフォーマンスは面白かったし、彼のような力強い選手が来年も来てくれると嬉しいですね。あとホーリーホックのエンブレムは世界一カッコいいです!」(坂大樹さん)
「今までのシーズンに比べるとパス回しが多く、前への意識が強くなったと思いました。ただ勝ち切れた試合も多かったですよね。そこを突破できれば、J1が見えてくると思いますし、観客も増えるのではないでしょうか。もっとミドルシュートもみたいです」(石井一徳さん)
(米村優子)
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