【審判批評】ロシアW杯日本代表×セネガル戦のレフェリーはセリエAのジャンルカ・ロッキとは?過去にも日本戦を担当した主審【コラム】
無料:ロシアW杯日本代表×セネガル戦のレフェリーはセリエAのジャンルカ・ロッキとは?過去にも日本戦を担当した主審【審判批評コラム】(石井紘人のFootball Referee Journal)
2018FIFAワールドカップロシア大会、日本代表×コロンビア戦の視聴率は脅威の48.7%で、2018年日本最高を叩きだした。まったく期待されていなかったにもかかわらず、である。そういった背景から考察すると、本日23時キックオフのセネガル戦は、コロンビア戦の瞬間最高視聴率55%を平均で超えるであろう。
まさに日本中が、日本×セネガル戦に釘付けになるはず。
そんな試合を割り当てられたのは、セリエAのジャンルカ・ロッキ主審率いるチームイタリアのトリオである。
レフェリーのピークである44歳(参考記事:飯田淳平インタビュー「レフェリーのピークは?」)で今大会を迎えたロッキに対するFIFA審判委員会の信頼は厚い。今大会グループリーグ一番のビッグマッチであるポルトガル×スペイン戦を割り当てられたことが物語っている(参照リンク)。
そんなロッキ主審のレフェリングスタイルだが、初戦のダミル・スコミナ主審に近い(参考記事:香川のPKのジャッジの裏に立ち上がり15分で見えた基準)。吉田麻也、酒井宏樹、山口蛍、宇佐美貴史が出場したロンドン五輪準決勝の日本×メキシコ戦でも笛を吹いているし(参照リンク)、セリエAに所属していた本田圭佑はもちろん、UEFA大会に出場した選手たちも基準は理解しているはず。
また、ロッキ主審はVARにも慣れている。ラストのW杯に対するモチベーションは高いはずで、この試合を見落とさず終わらせ、トーナメントの割り当てを待ちたいであろう。日本選手たちは、ペナルティーエリア周辺でのファウルには気を付けなければいけない。
初戦に続き、FIFA屈指のレフェリーが日本代表戦に割り当てられたというのは、日本にラッキーが続いている。
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