【審判批評】なぜ警告の行為にビデオ判定が?ネイマールの酒井への乱暴な行為?【日本×ブラジル戦コラム:ビデオアシスタントレフェリーの仕事とは?】
無料/なぜ警告の行為にビデオ判定が?ネイマールの酒井への乱暴な行為?【日本×ブラジル戦コラム:ビデオアシスタントレフェリーの仕事とは?】(石井紘人のFootball Referee Journal)
フランス・リールで行われた日本代表とブラジル代表の国際親善試合で珍しいシーンがあった。後半、ビデオ判定によりネイマールに警告が掲出されたのだ。
ビデオ判定は『得点』『ペナルティーキック(与えた・与えられた)』『一発退場』『懲戒罰の人間違い』の場合のみ主審にインカムが届く(参考記事:ビデオアシスタントレフェリーとは?)。
■ビデオ判定で警告?
56分、酒井との競り合いに苛立ったネイマールが酒井を小突く。バスティアン主審はネイマールのファウルしかとらなかったが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)から主審にインカムが入る。
ネイマールの小突いた行為が、【乱暴な行為】に該当するのでは?という進言か。主審はレビューし、【乱暴な行為】まではいかないとジャッジして警告で収めた。
この手順は妥当なのか。今後のVARはどうなっていくのか。先日のレポート(参考記事:ビデオアシスタントレフェリーとは?)を踏まえ追っていきたい。
*****
「石井紘人のFootball Referee Journal」のオススメ記事
無料:本田圭佑は日本代表に復帰すべき ブラジル戦大敗で見えたその存在感
日本×ブラジル戦コラム:妥当だったビデオ判定となぜ吉田がPKをとられたか?Jリーグと同じファウル基準【ブノワ・バスティアン審判団批評】