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【岡山】【J2第38節・群馬戦】監督コメント:「皆さんに喜んでもらうことができたことが一番」

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◆ 長澤徹監督

「台風の影響もあって荒れた天気になった中で9千4百人のサポーターに集まっていただき、今選手にも話してきたんですが、サッカーって戦術とか戦略とかやることはいっぱいあるんですけど、何よりも一番大事なことはそういう人たちの気持ちを背負ってプレーすること。それがプロフェッショナルですし、自分たちの状況も分かっていますが、こういう状況でも集まってくれたことに非常に感謝しています。

ゲームの方は特殊な状況だった分、プライオリティは前線になりますし、それに対してトランジションを絡めていかにペースを取るかっていう、こういう雨天時にサッカーをやるうえでの基本中の基本で今日のゲームは回しました。その中でここ最近はオープンプレーで前への選択肢を見誤っているシーンがいくつかあってそれを改善してきたんですけど、逆にこういうグラウンドになってはっきりとボールの進む方向とかサポートとかが明確になったので、もう一回自分たちのテンポを作り上げられればと思っています。

ゲームは一進一退の中で、前半のロスタイムに1点食らうっていうかなりのビッグブローだったんですけど、ベンチで見ていて少し頭が下がったように感じになったので、頭を下げる必要もない。もうこれだ戦い方が決まっただろっていうことで選手全員が1点取ってもう1点っていう同じビジョンでゲームを進めれたと思います。

細かいところはいろいろあるんですが、とにかくホームでちょっと勝っていなかったんで皆さんに喜んでもらうことができたことが一番ですし、ここからは上位陣4チームと当たっていくので、自分たちのできることをしっかりとやり切って、一つでも上の順位を目指して頑張っていきたいと思います」

Q:雨の中での戦いでフォーカスした部分をもう少し詳しくお願いします
「結局はセカンドボール。いろいろ不確定要素がある中ではセカンドボールが非常に重要で、セカンドボールを取るためには、個人としてグループとしてチームとして陣形をコンパクトにするとか競った後のボールを予測するとか、本当に基本中の基本のことが大切ですし、われわれは基本を王道にしてやっているチーム。今日はそういうところがきちっとできた分、変な形でボールを拾われて切り込まれる形はなかった。年間を通して徹底してやっていることで上回れたことは良かったと思いますが、あの時間帯で失点を食らうと相当なビッグブローになる。それを跳ね返したことは素晴らしいことですが、ラストワンプレーで足を動かすってところには課題が残っていますし、ここから先の相手は誤魔化しがきくような相手ではないので、そこはしっかりともう一回締め直して湘南にチャレンジしたいと思います」


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