【岡山】監督コメント:「流れが悪いなと思ったらセットプレーで叩き込まれた」(J2第36節・千葉戦)
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【無料記事】【J2第36節・千葉戦】監督コメント:「流れが悪いなと思ったらセットプレーで叩き込まれた」(ファジラボ)
◆ 長澤徹監督
「岡山からサポーターに駆け付けてもらって熱い応援をしていただいたんですけど、結果がつけられなく本当に申し訳なく思っています。
ゲームの方は立ち上がりに狙っていたとおりしっかりと規制して入っていけて、お互いに硬い立ち上がりだったとは思うんですけど、その中でしっかりと自分たちでゴールをこじ開けてっていうところまでは非常にいいゲームだと思いました。
ただ1点取ってから当然取られた方は出てくるわけであって、そこで少しルーズボールが出たときにほんの少し寄せることとか、ボールが展開される中で相手のプレーを規制するアプローチとか、そういうところでちょっと緩みが出たかなと。原因としては向こうがペースを上げたこととこちらがゲームの流れを読み取って全体でペースを上げていかないといけないんですが、同じようなペースで進めたところは未熟と言わざるをえないですし、そこは私も含めての問題。もう少し強く抵抗できるようになっていければなと思います。
後半の入りもよかったんですが、ちょっと最後のところで決め切れないと言うか、チャンスはできていてもう一枚かけたりとかもう少しスピードに乗っていけばゴール前をこじ開けられるんですけど、そうしているうちにセットプレーでやられてしまう。今シーズンの反省なんですけど、もう一回締め直していかないといけないと非常に感じました。
ただ3発を食らう前から前に出ていってしっかりと戦い続けれた。殴られっぱなしではなくて。ゲームはもちろん勝ち負けがあるんですけど、負け方っていうのもある。そういう意味で最後のところでしっかりと抵抗できて終われたっていうのは救いだと思いますし、単純なことなんですけど、今大事なことは戦うところから優先順位をしっかりとつけて問題をしっかりと解決していくことですし、一週間で立て直してアウェイの水戸戦に臨みたい。勢いのある戦いをとにかく取り戻したいと思います」
Q:久しぶりに石毛選手を先発で起用した狙いは?
「基本的には練習で非常に力を出していて、先週のトレーイングマッチでもしっかりと力を出していたので。フリーキックのキッカーとしての能力も持っていますし、そういう部分で起用しました」
Q:今季ワーストの3連敗となりましたが、今のチームをどう立て直していくか?
「終盤戦に関しては何連敗とかそういうことで壁を作らないのがすごく大事なこと。トーナメントみたいなものなので、そこは払しょくして次のゲームにかけるっていうところにチームを持っていくことが一番大事ですし、今日に関してはスコアが動いたときに自分たちのボールのないときのプレーの強度とかタイミングを含めて、やらないといけないことがちょっと整理できていなかった。要するにあの時間帯に何が起こっていたかと言うとセカンドボールなんですけど、4連続ぐらいで持っていかれて流れが悪いなと思ったらセットプレーで叩き込まれた。セットプレーうんぬんよりもその前から現象は始まっていたんで、あんまり複雑化せずきっちりと優先順位をつけていかないといけない。セカンドボールは今日のテーマだったんですけど、そこで1-3になるまではジェフさんに持っていかれたっていうのが正直なところです」
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