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【森雅史の視点】2026年3月7日 J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第5節 FC東京vs横浜F・マリノス

J1百年構想リーグ地域リーグ第5節 FC東京 3(2-0)0 横浜FM
14:03キックオフ MUFGスタジアム 入場者数 52,934人
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FC東京の完勝、横浜FMの完敗となった試合だった。確かにFC東京のよさが目立ったが、それよりも横浜FMのチグハグさが出てしまったと言える。前後半とも開始1分以内に、横浜FMはラインの裏を取られて失点。これではどんなゲームプランを持っていてもなす術がなくなる。原因はパスの出しどころにプレスがかからなかったこと。アプローチが甘く、追い込めなかった。逆に言えば、ラストパスの出しどころの選手がフリーのうちに、素早くボールを回したFC東京の狙いが的中したと言える。

 

FC東京は素早いボール回しからラストパスを出すパターンを何度も実践して見せた。そのことはFC東京の大きな自信になったはずだ。逆に横浜FMはもう一度、体と心のコンディションを調整して、去年の終盤に見せた力強い守備を再現しなければならないだろう。できるはずの選手ができないという、もどかしい試合だった。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート