
【森雅史の視点】2025年4月13日 J1リーグ第10節 FC町田ゼルビアvs浦和レッズ
J1リーグ第10節 町田 0(0-2)2 浦和
14:03キックオフ 国立競技場 入場者数44,363人
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町田の強さは単純化された戦い方を高い強度で続けられることに裏打ちされている。だが浦和はシステムのミスマッチを利用しながら、守備ではオ・セフンへのボールと相馬勇紀の突破に対応し、攻撃では3バックとボランチを揺さぶり続けた。浦和によって主導権を握られた町田は選手間の距離がバラバラになり、ほぼよさを出すことが出来なかった。ここまでしっかりとした対策をされたとき、町田はどう乗り切るか早急に解を見つけ出さなければならない。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート