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【森雅史の視点】2024年10月6日 J1リーグ第33節 東京ヴェルディvs湘南ベルマーレ

J1リーグ第33節 東京V 0(0-1)2 湘南
16:03キックオフ 味の素スタジアム 入場者数19,010人
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8月11日に名古屋グランパスに負けたのを最後に敗戦がなかった東京ヴェルディが覇気なく2失点し、敗戦となった。

 

立ち上がりから湘南ベルマーレの気迫に押される形で東京Vはなかなか前に進めない。そのぶんしっかり守備を固めて反撃の機会を待っていたが、次第に湘南に気圧されたかのように後手に回り始める。そして32分、ペナルティエリア内でパスをつながれ鈴木雄斗が先制点を挙げた。

 

後半に入っても湘南ペースが続き、51分、今度はカウンターから鈴木章斗が決めて2-0。東京Vは湘南の動きが落ち始めた85分過ぎからやっと湘南のゴールに迫るようになり、何度も湘南ゴールを脅かしたが、そこにはかつて東京Vの選手だったGK上福元直人が立ち塞がる。上福元の好セーブが続いてついにタイムアップ。湘南が残留に向けて大きな勝点3を手にしている。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート