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【森雅史の視点】2022年7月9日 J1リーグ第21節 川崎フロンターレvsガンバ大阪

J1リーグ第21節 川崎フロンターレ 4(4-0)0 ガンバ大阪
19:03キックオフ 等々力陸上競技場 入場者数 18,466人
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ガンバ大阪は9連戦中の7戦目、しかも水曜日は湘南のアウェイ、そして今回は川崎と厳しい移動を強いられた。一方の川崎は水曜日の鳥栖戦が新型コロナウイルスの影響で中止され、一息つけたのがまずは大きかった。

立ち上がりから動きの鈍いG大阪を川崎は容赦なく攻め立て、6分、20分、30分、36分と立て続けに4点を奪って試合を決める。ここまでの両チームの1試合平均スプリント回数は、川崎が167回でリーグ15位、G大阪は166回でリーグ16位と大差がない。ところが走行距離を見ると、川崎が1試合平均で109.696kmのリーグ17位なのに対して、G大阪は114.853kmでリーグ9位。つまりそれだけ川崎のほうが余裕を持って試合を運んでいると言えるだろう。

試合後、小林悠はG大阪に疲れが見えたことを認めつつも「自分たちもいいサッカーができた。それが点差につながったのだと思う」と振り返った。体力を温存しながら戦える川崎が巻き返せる季節がやって来たと言えるだろう。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート