【Jリーグ】J1クラブはスタジアム・トレーニング施設は全て充足。J2クラブの中でJ1ライセンスが取得できなかったのは水戸・町田・讃岐の3クラブ
J1クラブはスタジアム・トレーニング施設は全て充足。J2クラブの中でJ1ライセンスが取得できなかったのは水戸・町田・讃岐の3クラブ。~クラブライセンス判定結果発表および説明会より(5)~(Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~)
9月26日、JFAハウスにて、2018シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。
会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。
今回は会見での青影宜典氏の説明を中心に、Jリーグクラブライセンス判定結果発表を掘り下げていきたい。
○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー
ここからは、これまで文章を中心にご説明していたそれぞれの施設基準を俯瞰できるような形でまとめ直したものです。
■J1クラブはスタジアム・トレーニング施設は全て充足。
J1クラブを対象として、既存のJ1リーグに所属しているJ1クラブについてまとめさせていただいています。
この中で、例えば大宮・柏は×印が付いています。スタジアムの判定判定を見ていただくと未充足となっています。ですので屋根・トイレに×印が付いているクラブは今回制裁対象となっています。
◎についてはJ1基準を充足していること、それから○は建設中それから未充足だが60%ルールの制裁免除となっているクラブです。それから△については10,000人以上~15,000人未満の入場可能数の場合で、J1基準を未充足となっているので△印が付いています。
全てのクラブにおいて、J1基準のスタジアム・トレーニング施設、なんら問題ないということになっています。一方で、屋根とトイレについては一部のクラブに対しては制裁対象となっていることが、この表から分かると思います。
■J2の中でJ1ライセンスが取得できなかったクラブは水戸・町田・讃岐の3クラブ
続いては、J2クラブのライセンス状況となっています。
この中で黄色い印が付いているもの、水戸、町田、讃岐、この3クラブはJ2リーグに所属している中で、J1ライセンスが取得できなかったクラブ、J2クラブライセンスとなったクラブです。それぞれのクラブで、今回何が満たさなくてJ2クラブライセンスになったのかわかるように、同じく黄色で塗りつぶしています。
水戸はスタジアム入場可能数が満たせず、町田は入場可能数とトレーニング施設が満たなかったこととなります。讃岐に関してはトレーニング施設がJ1基準を満たさなかったため、今回J2ライセンス取得となっています。
(6)へ続く
「未充足のB等級施設の例としては、衛生施設・トイレの数が足りない。それから観客席の屋根が1/3以上覆われていない(Jリーグ・青影氏)」~クラブライセンス判定結果発表および説明会より(4)~