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【水戸】「田向選手と白井選手が水戸市立梅が丘小学校の児童と給食で交流」

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【HHレポート】「田向選手と白井選手が水戸市立梅が丘小学校の児童と給食で交流」(2017/10/17) ※無料記事デイリーホーリーホック

【写真 米村優子】

地元プロスポーツ選手と給食で交流しながら、食への関心を高める

9月27日、水戸市姫子の市立梅が丘小学校に田向泰輝選手と白井永地選手が訪問し、児童らと一緒に給食を食べる「給食交流会」を実施しました。

【写真 米村優子】

これは水戸市教育委員会が取り組む食育推進事業の一つ。
水戸ホーリーホックや茨城ロボッツなどの選手と水戸市内の小中学生が共に給食を楽しむことで、子ども達に食や地元のプロスポーツの関心を高めて貰おうと、今年度から実施されています。
水戸市内の児童らは、ホーリーくんやホーリーホックのロゴマークがプリントされた水戸ホーリーホック牛乳を毎日飲んでいるため、ホーリーホックは馴染み深い地元のプロクラブ。
そんなホーリーホックの選手が来校したとあって、6年生の児童らは大きな拍手で迎えてくれました。
選手らは用意された席につくと、「いただきます!」の合図でいざ実食。
ちなみにこの日の給食は、鮭のチーズやき、ミネストローネ、ボイルブロッコリー、ミルクパン、そして水戸ホーリーホック牛乳というバランスの取れた充実のメニュー。
久々の給食を堪能した選手らは、満面の笑みを浮かべながら一品一品を味わっていました。プロのサッカー選手に興味津々の児童らは、食事もそっちのけで質問攻めに。
「好きな料理は?」「昔、好きだった給食は?」「ピーマンは食べられますか?」など食に関するものや、「毎日どのぐらい練習しますか?」「西ヶ谷監督は恐いですか?」といったチームに関すること。
はたまた「彼女はいますか?」「好きな人はいますか?」となかなか答えづらいプライベートについての質問も寄せられ、選手達は次々と返答していました。
そんな中、市内の吉田小、水戸三中出身の田向選手は、児童らと地元トークを展開。なんと昨年まで同校にいた教諭が、田向選手の中学時代の恩師だったと判明し、「マジでー!?」と教室は大盛り上がり!
一方の白井選手も先程会ったばかりとは思えないほどクラスの輪に溶け込み、あっという間に給食も全て平らげていました。

【写真 米村優子】

給食後は校庭での交流へ。
児童らの前で田向選手と白井選手がリフティングで対決し、正確なロングパスを披露。次々と繰り出されるプロの技に歓声が上がりました。
白井選手は「久々に給食を食べられて、子ども達と交流できて嬉しかったです。小学時代は自分も通ってきた道ですし、初心に戻ります。僕は千葉県出身なのですが、大好きな給食のメニューだったフルーツポンチが、水戸の小学校で出ないのが意外だった。是非メニューに加えて欲しいですね。自分の小学時代、おかわりは必ずしていて、スクスクと育ったので、梅が丘小学校の子ども達もたくさん食べて大きくなって欲しいです」。
田向選手は「純粋な子ども達と触れ合い、『自分もこんな時期があったな』と懐かしかったです。学生時代は給食を残したことないですし、今日の鮭のチーズやきもとても美味しかったです。強い身体を作るには、食事が大事。子ども達もたくさん食べて、成長して欲しいです」と語り、交流会を終えました。

【写真 米村優子】

「今度、試合を見に行きます!」と選手に伝えていた児童も数多くいた今回の交流会。
今度はホーリーホックの”給食”とも言えるスタジアムグルメを堪能しながら、サッカー観戦も楽しんでくれることでしょう!

【写真 米村優子】

(米村優子)


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