“レッズ愛”に満ちた女子サポ視点での新規ファン開拓案【Jに魅せられて/浦和レッズ編・後編】
例えば、レッズにイケメン要素はあるのでしょうか?
(前編「“盲点”になりがちなクラブとしての魅力。観客動員復権のヒントとは?」)
(写真・左)
竹内さん
神奈川県横浜市出身。好きな選手は興梠慎三選手、関根貴大選手(いまはいないですが……)。理由はペナルティーエリア内でガツガツ動いて点を取ってくれる&シュートシーンも素晴らしいから。ACLでタイトル争いに絡めていることがとても誇らしいです。力を合わせて絶対優勝しましょう!
(写真・右)
岸村さん
東京生まれ横浜育ち。最近のイチ押し選手は長澤和輝選手。センスあるプレーだけでなく泥臭く懸命で、積極的な姿勢から試合にスパイスを与えるところに惹かれます。座右の銘は『なんとかなる』。残りの試合は、ACL優勝と来年のACL出場権獲得のためにも順位を上げるべく、”12人目の選手”として一生懸命応援し一緒に闘います! We are REDS!
▼アウェイ・サポへのホスピタリティー
ーーお二人がJユニ女子会に入ったきっかけは?
岸村さん 女の子の”ユニフォームコーデ”がかわいいなと思い検索をしていて、Jユニ女子会が出てきて知りました。見つけてからすぐに登録しました。それまでは彼としかレッズの試合を見に行ったことがなかったので、女の子の友達もいたら良いなというのがきっかけの一つです。
竹内さん 私はたまたま行った女性の美容師さんと「休日は何をしていますか?」という話をしている中で、その美容師さんが「サッカーを見ています」という話をしてくれました。そして「先日、Jユニ女子会のオフ会があって、参加してきたんです」という話を聞くと、とても楽しそうと思えたので、すぐに美容院で登録しました(笑)。
ーーJユニ女子会に入って良かったなと思うことは何ですか?
岸村さん 会社が社内恋愛禁止だったので(笑)、会社を辞めるまではレッズサポを公言できませんでした。レッズサポーターであることを表に出せる唯一の空間がJユニ女子会でした。あとは女子と集まって写真を撮ることも楽しいです。
竹内さん 私は昔からレッズを好きな人から勉強をさせてもらっています。10年前のユニを着ているレッズサポのメンバーもいますから、スタジアムでは話せないような人と話せることがうれしいです。レッズの歴史を知るために聞き役に徹しています。
ーークラブに対して、「ココをこうしたらもっと良くなるのでは?」といった提案はありますか?
竹内さん 個人的にはミーハー要素が少ないので、新規の観客を惹きつけるネタに乏しいのかなと思います。ただ、熱い応援は十分なフックになります。熱い応援を好みそうな人はゴール裏に誘いますし、おとなしい子はSB席など指定席を勧めます。
岸村さん 確かに熱い応援はレッズの試合を見る動機になりますよね。先日のリーグ戦、アウェイでのセレッソ大阪戦に大阪の友人を連れて行きました。サッカーのルールも選手もチャントも分からなかったのに、「レッズの応援すごい楽しい!」と言いながら一生懸命に応援をしてくれて、別れたあともYou tubeでレッズのチャントを繰り返し見るぐらいハマってくれました。でも残念ながら大阪在住なので頻繁にレッズ戦は見られません。
そして個人的なクラブへの要望という意味では、公式ホームページやSNSでUPされるスタグル写真の画質は改善してほしいですね。
竹内さん 多摩川クラシコのプロモーションのように、他サポも巻き込むような、一般層が喜びそうな要素があるとうれしいです。あとは個人的には他の試合会場であるような、試合前に「アウェイサポーターのみなさん、ご来場ありがとうございます」といったような他サポーターを歓迎するようなムードがあるとうれしいです。
あとは練習風景の写真のカッコ良さはありますが、SNSをもっと活用してほしいです。選手が最近ハマっていることや昨日のご飯とか、選手の人となりを紹介するようなコーナーがあるとうれしいです。
▼ハイクオリティーの外国籍選手
ーー例えば、レッズにイケメン要素はあるのでしょうか?
竹内さん 例えば武藤選手かな。シュートを外したあとの顔を見ると、「頑張れ!」と思ってしまいます。選手名鑑を見てもパッと見のカッコ良さはないかもしれません。またフロンターレのような万人受けするイケメンはいませんが、プレーをよく見るとイケメンは多いと思います。そういう意味では通訳のロドリゴさんはレッズの選手にはいないタイプのイケメンです。テレビに映った瞬間にハッとなる! イケメンです(笑)。
岸村さん 全員カッコ良いと思っているので、特定のカッコ良い選手を考えたことはないのですが、先日ラファエル・シルバ選手のインスタグラムにUPされていた、マウリシオ選手、ズラタン選手、ロドリゴさんとの4人ショットがものすごくイケメンでした。
ーー話は付きませんが、最後におうかがいします。「あなたにとって浦和レッズとは?」
竹内さん 最近は使命感で試合を見ている気がします。レッズは強いときと弱いときのバイオリズムがありますが、テンションの浮き沈みが激しいときがある自分と似ている部分があるので、弱いときは支えてあげたいなと思います。
岸村さん レッズは私の生きがいです。レッズがあるから仕事を頑張れますし、、頭の中の99%がレッズです。彼のおかげでレッズに出会えたので、もう彼には感謝しかありません。
ーーお二人のレッズ愛が十分に伝わってきました。本日はありがとうございました。
J通訳界屈指のイケメン、ロドリゴ通訳