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高野遼「(浦和レッズの選手を)目の前にすると、最初はやっぱり『スゲー』って素直に思ってしまいました(笑)」【甲府】

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今回はヴァンフォーレ甲府を中心としたWEBマガジン「山梨フットボール」からの記事になります。


高野遼「(レッズの選手を)目の前にすると、最初はやっぱり『スゲー』って素直に思ってしまいました(笑)」【無料記事 J1第21節 高野遼 コメント】山梨フットボール
2017年08月10日 20時25分更新

【J1第21節 高野遼 コメント】

35高野遼

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スピードのあるドリブル、切れのあるボールタッチ、正確な左足のクロスで強い印象を与えた高野遼。次は守備戦術の理解度を示して先発競争に加われるかの勝負となる。

先制点を決められてチャンスがあまりない中で、自分に出場のチャンスが来ればサイドからチャンスを作ろうと思ってベンチから試合を見ていました。短い時間(18分+5分)でしたが、まずJ1リーグでデビューできたことはよかったです。また、(チームメイトやファン・サポーターに)自分のよさや特徴をアピールしないといけないと思っていました。縦への突破からクロスを1本出せたことはよかったと思います。

――後半、チャンスを多く作れたと思いますが、ゴールを決めるために足りなかったものは何だと思いますか?

最後の一歩の差が今日の0-1になったのかもしれないですね。相手よりもちょっとでも先にボールに触ればという場面。自分のクロスも正確に合わせられていればゴールになったと思います。

――初のJ1の舞台はどんなものでしたか?

一昨年からルヴァンカップ(特別指定選手として日体大時代の15年・湘南で1試合、16年・横浜FMで3試合出場)は出してもらっていたのでそんなに緊張はなかったですけど、相手がレッズ(特別指定選手としてルヴァンカップで出場した対戦相手は松本、柏、鳥栖、福岡)なので多少は緊張感があったのかもしれないですが、委縮しないように心がけました。監督からも「ガンガン行け」と言われていました。

――山梨中銀スタジアムの雰囲気はどう感じましたか?

前節のガンバ戦はスタンドで見ましたが、喜怒哀楽を熱く出してくれるサポーターの皆さんだと思いました。

――これからサポーターに見てほしいものは?

自分の武器である縦への突破からのクロスです。アシストで点に絡むことが役割だと思っているのでもっと出場時間を増やせるようにトレーニングから頑張りたいです。

――ベンチから試合を見ているときに、どんなプレーイメージを持っていましたか?

(左のWBで出場すれば浦和の)関根(貴大)選手とマッチアップするので、そこでの1対1が多いだろうなぁと思っていました。その1対1で負けないこととカウンターの時に思い切って出て行くことを考えていました。

――あれだけのプレーができるのに横浜FMでは左SBで高野選手の序列が4番手くらいだと思うと、アカデミーも充実している横浜FMは豊富な人材がいるんだなぁと思ってしまいます…。

相手コートに入ってからの攻撃参加は得意なんですが、マリノスではポゼッションする力も求められますが、そこは僕が得意じゃないので…足りないところだ思います。

――浦和戦はリードされている状況、甲府が押し込んだ状況で得意な部分を出しやすい状況だったということですね。

そうだと思います。チームの守備の仕方は試合の流れを見ながらもっと頭を使ってやらないといけないと思います。今日は自分の特徴を出しやすい展開でした。

――試合前日の練習後に吉田監督から守備の仕方をレクチャーされたようですが、理解度合いを発揮する場面は少なかったですか?

今日はそんなになかったです。

――次のアウエー札幌戦は残留争いのライバルとの直接対決、大一番ですが、「俺を使ってくれ」という意欲は満々ですよね。

もちろんそうです。アシストが欲しいのでそこを意識して試合に出たいです。

――点を取るよりもアシストですか?

自分が点を取れればいいですが、ワイドの選手なので自分のクロスから点が決まってチームに貢献できれば嬉しいです。

――チーム練習に合流して3日で試合出場となりました。最も早いタイミングでJ1デビューできましたね。

ファン・サポーターの皆さんに自己紹介というか、ホームの中銀スタジアムでプレーを見て貰えてよかったです。

――それも、相手が浦和でインパクトはありますね。

マッチアップしてやられた感じもないし、自分が通用しないと思うようなことはありませんでしたが、(レッズの選手を)目の前にすると、最初はやっぱり「スゲー」って素直に思ってしまいました(笑)。


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