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【森雅史の視点】2024年11月6日 ACLE MD4 横浜F・マリノスvsブリーラム・ユナイテッドFC

ACLE MD4 横浜FM 5(3-0)0 ブリーラム
19:01キックオフ 横浜国際総合競技場 入場者数8,144人
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11分に井上健太がカットインから先制点を決めると前半アディショナルタイムにはPKとオウンゴールでセイフティリードを奪う。後半に入っても攻める手を緩めず、57分にはアンデルソン・ロペスがターンから蹴り込み、66分、植中朝日がダメ押し点を決めた。ブリーラムは27分にササラク・ハイプラコーンが足の裏を見せるプレーでジャンクルードに接触し、退場になったことも響いた。

 

もっとも、この試合のMVPを選ぶとすると飯倉大樹だろう。立ち上がり、2分にアンデルソン・ロペスが2本立て続けに外すと一度流れはブリーラムに傾いた。そして8分、2回の決定的ピンチが飯倉を襲ったが、ここをうまいブロックで防いだことで横浜FMは再び流れを取り戻した。ベテランらしい、要所をしっかり抑える見事な働きぶりだった。

 

 

 

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート