【田村修一の視点】2021年6月5日 国際親善試合 U-24日本代表vsU-24ガーナ代表
国際親善試合 U-24日本代表6(3-0)0U-24ガーナ代表
19:28キックオフ ベスト電器スタジアム 入場者0人
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先発11人の平均年齢は日本の24.3歳に対してガーナは20.1歳。U24代表の国際試合といいながら、実質はU24代表対ユース代表の対戦だった。力の差は明らかだったが、最後まで戦う意志を示し続けたガーナは、スパーリングパートナーとしては悪くなかった。日本にとっては選手の力を見極めるいいテストで、オーバーエイジが加わったディフェンスは安定感を増した。田中碧が攻守にわたりチームをけん引するプレーを見せたのに対し、久保建英が日本代表戦に続き切れを欠いたのが気になるところ。また左サイドとトップもさらなるてこ入れが必要。次のジャマイカ戦に注目したい。
田村修一(たむら・しゅういち)
1958年千葉県千葉市生まれ。早稲田大学院経済学研究科博士課程中退。1995年からフランス・フットボール誌通信員、2007年から同誌バロンドール選考(投票)委員。現在は中国・体育週報アジア最優秀選手賞投票委員も務める。