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鳥の会の可能性,バブンスキーの前世は?マリノス好調の秘密→『今週のささゆか おすすめ3本』(8/20~)

有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、タグマ!に掲載されている有料記事を一部掲載いたします。


鳥の会の可能性,バブンスキーの前世は?マリノス好調の秘密→『今週のささゆか おすすめ3本』(8/20~)J論プレミアム

タグマ!サッカーパック』ユーザーに向けて、サッカーパック対象コンテンツをご案内するコーナーが復活。8月はサッカーマスコット情報を中心に執筆・イベント登壇などで活躍する「ささゆか」さんが毎週「これは!」と思った記事をおすすめとして紹介いきます。
※コンテンツ対象期間:8月12日~8月18日

「マスコット×社会連携」から生まれる新たな地平 チェアマンも認めるJリーグ鳥の会の可能性とは?(宇都宮徹壱ウェブマガジン)

この記事が更新された時から「おすすめ3本」に選びたいと決めていました!!
Jリーグ鳥の会がバードライフ・インターナショナル東京と協働活動宣言記者会見をした際の取材記事です。
高円宮妃久子殿下は記事内動画で
「いよいよプロジェクトのタマゴが生まれたということで、自分たちの発信力を使って、それぞれが地元の人たちに活動や環境を守るメッセージを伝えていきましょう。このタマゴを温めて、育てて、どういう風に育つかはみんな次第ですからね!」
とマスコットを激励なさっています。
自然豊かな緑の国松本と、海のボールパーソン擁する北九州では抱える環境問題も変わるもの。他の都市でも同じことが言えます。それぞれの地域に合った鳥類保護や環境保全を発信できるのは、地域に寄り添い、クラブから移籍せず、今までも清掃活動など問題解消に取り組んできたJリーグマスコットならではの使命と言えるでしょう。
宇都宮徹壱さんは取材時からTwitter上にリアルタイムで会見の様子をアップ、平日にも関わらず続々と参加マスコットのお宝動画を供給して下さいました。
今までバラバラに活動してきたマスコットたちが鳥類という共通点を通して手を取り合って協力体制を作れること、目立たないところで夏の日も冬の日も頑張っていた社会活動が日の目を見ること、そういった意味でもこの取り組みは大きいものです。鳥の会の活動を通じて、Jリーグや各クラブの存在意義がさらに確立されていくことでしょう。
この記者会見に登場したマスコットはまだ明らかになっていない部分もありますが、独身設定のマスコットが多くいます(ベガッ太は独身どころか12才の設定、まだ子供です)。
スタジアム外での活動もある中、タマゴを1人で温めるのはさぞかし大変でしょう。私たちサポーターも地域活動の啓蒙や参加を通じて一緒にタマゴをあたためたいです。疑似的にでもかっこいいマリノス君と”つがい”になれるなんて、本当にサポーターって幸せな立場ですね。

ダヴィッド・バブンスキー /縁の不思議さに「もしかしたら前世は○○人かも」【西大宮の巻】 (大宮花伝)

大宮アルディージャ所属のダヴィッド・バブンスキー選手にフォーカスを当てた記事。
来日時も彼の父で元G大阪のボバン・バブンスキー氏を通じた日本との縁は話題になっていましたが、記事内で挙げられているエピソードを集めてみると、やはり前世は〇〇人なのかもしれないと思わせられます。(〇〇を確認するにはぜひ購読を!)
この縁の深さは決して”日本にいる時間が長いから”ではありません。バルセロナ時代から食生活に気を配り、身体バランスを作りあげたサッカーキャリアがあってこその縁なのです。
その証拠に彼は大きな怪我での離脱をしていないはずです。
マリノスサポーターとしてはイッペイシノヅカ選手が大宮に行った際のエピソードを聞けたことも嬉しいものです。応援していた選手と離れてしまうのは淋しいですが、大宮花伝の過去記事を読めば大宮サポーターに暖かい気質の方が多いのも理解できるので安心してプレーが出来ること間違いないでしょう。
頭の形もいいし、坊主…似合うと思うんだけどなぁ…笑

「自信を持ってやれた。(三好)康児がいいボールをくれたから、コースを変えたら決められると思った」(中川) ・「左足首をひねってしまった。そんな重傷ではない」(三好) [横浜FC戦後コメント] (ザ・ヨコハマ・エクスプレス)

2年連続で天皇杯は横浜同士のカード。選手もサポーターも独特の緊張感に包まれる対戦ですが、見事マリノスが試合を制しました。
この試合後コメントで特徴的なのはどの選手も「〇〇選手のおかげで良いプレーが出来た・点数を取れた」と発言しているところ。謙虚や、相手を持ち上げようと繕っているのでもなく、自然とチーム連携が出来ていることが伝わってくるようで安心します。
特にGKパク・イルギュ選手の負傷交代から途中出場した杉本大地選手。
彼はこの試合までに手術を経験したり、尊敬する飯倉大樹選手の移籍があったりなど精神的にも身体的にも試される期間が長かったのですが、堂々たるプレーを見せてくれました。
試合後にはドゥシャン選手と抱き合う場面が印象的でしたが、その理由もこの記事に答えがあります。
選手が出すパスの1つ1つに意味があると思いますが、このような気遣いもあるのですね。
サッカーはチームプレーですからプレー面での連携が最重要事項です。
その根底にあるのはお互いの信頼関係やロッカールームの雰囲気。このメンバーで、この思いやりがあるならばリーグ戦でもきっと結果を出してくれるでしょう!
この日はニュースの話題からスポンサーの崎陽軒のお弁当を持ち寄って観戦するマリノスサポーターが多数。「シウマイ弁当の中で一番好きなおかず」ではそれぞれ意見が分かれますが、応援する気持ちはみんな一緒!がんばれF・マリノスと崎陽軒のタケノコ煮~!

ささゆか

1988年東京生まれ。フェリス女学院大学卒業後、一般企業に就職。広報経験を活かしたマーケティング考察やサッカーマスコット情報を中心に執筆・イベント登壇など活動中。肩書きは「サッカーマスコットを追いかける女」。サッカーライターを名乗りたいが、マスコットを愛でる能力の方が文章よりも遥かに適性を感じる。好きなチームは横浜F・マリノスとリヴァプール、パリ・サンジェルマン。趣味の海外旅行と合わせて訪れる海外クラブストア巡りが生きがい。2019年7月より「サポーターに寄り添うサッカー雑誌」をコンセプトにした共同運営マガジンesteem chant編集長を務める。夢は沢山の海外クラブストアを巡り、世界中のマスコットと会うこと。

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