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「シーズン中であるJリーグとの相乗効果で、サポーターを含めたサッカーの盛り上がりをより一層高めていって、日本サッカーの更なる発展につなげていきたい(コナミ・早川社長)」eJリーグ ウイニングイレブン 2019 シーズン共同開催記者会見より

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「シーズン中であるJリーグとの相乗効果で、サポーターを含めたサッカーの盛り上がりをより一層高めていって、日本サッカーの更なる発展につなげていきたい(コナミ・早川社長)」eJリーグ ウイニングイレブン 2019 シーズン共同開催記者会見より(1)『Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~』

3月9日、JFAハウスにて、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(以下Jリーグ)と株式会社コナミデジタルエンタテイメント(以下コナミ)のeスポーツ共同開催についての記者会見が行われた。


村井Jリーグチェアマンとコナミの早川英樹社長

会見には、Jリーグ・村井満チェアマンのほか、コナミの早川英樹社長、窪田慎二Jリーグマーケティング社長、コナミのプロモーション企画本部・副本部長の車田貴之氏が出席した。

会見では、Jリーグ)とコナミが共同でモバイルゲーム『ウイニングイレブン 2019』を競技タイトルに使用した e スポーツ「eJ.LEAGUE(eJリーグ)ウイニングイレブン2019シーズン」を共同開催することを発表した。

J1・J2クラブが搭載されるモバイルゲーム『ウイニングイレブン 2019』を使い、3月から開始されるオンライン予選の通過者が、6月のクラブ代表選考会へ進出し登録クラブが決定。その後7月の大会で優勝クラブが決定する。
大会の賞金総額は1,500万円で、各クラブには成績順位に応じて賞金が用意されている。

今回から数回に分けて、会見での出席者のコメントをお届けします。

○村井満チェアマン
「皆さま、おはようございます。今日は大変お忙しい中、また本日は川崎と広島で明治安田生命J1リーグフライデーナイトJリーグが開催される中、お集まりいただき誠にありがとうございます。
この度はトップパートナーである(株)コナミデジタルエンタテイメント様との共催で、eJリーグウイニングイレブン2019をスタートできること、それを皆さまにお伝えできると本当にうれしく思っております。私どもJリーグは、昨年eスポーツ大会を開催するという、初めてのチェレンジを行いました。メディアではDAZN様を中心に、およそ90万名の方にeJリーグを視聴していただきました。お聞きするところによると、2017年~2018年の間にeスポーツの市場が日本国内において10倍くらい大きくなったと聞いています。
そういう意味では、eスポーツそのものが発展している中、こうした機会を通じてサッカーを楽しんでいただける方、サッカーの面白みに新たに気付いていただける機会を頂戴していることを、大変ありがたく思っております。

今回、モバイルという形でのチャレンジとなります。
ご存じの通り、生活の出需品としてモバイルなくしては生活そのものが成り立たないほど、大きく我々の生活の中に大きく浸透しています。モバイルそのものは、いつでもどこでも利用できることが大きな特徴です。インターネットを使った配信、いわゆるDAZNを通じて、リアルのサッカーをいつでもどこでも視聴できる、今回はそれに加えてゲームをいつでもどこでも楽しんでいただける、よりサッカーが身近なものになることを確信しております。

こうした中、ウイニングイレブン2019にJリーグが搭載されることが決まりまして、大変うれしく思っております。先ほどご案内がありました通り、3月22日から予選会が開催されます。多くのファン・サポーターのみなさん、そして今回J1・J2全てのクラブの関係者の協力、コナミデジタルエンタテイメント様のご協力をいただいて、いよいよスタートできることをうれしく思っております。
最後になりましたが、コナミ様とこの競技を一緒に育てていきたいと思っております。本日はどうもありがとうございました」

○早川英樹社長
「みなさんおはようございます。わたくしからも一言ご挨拶させていただきます。まず先ほど村井チェアマンからも話しがございました通り、このたび弊社のウイニングイレブンのモバイル版を使用して、eJリーグウイニングイレブン2019シーズンをこの場では発表できたことをうれしく思っております。

弊社のeスポーツの取り組みについて、少し説明させていただきます。2001年にウイニングイレブンシリーズで、欧州地域大会をスタートしました。その後、年々規模を拡大しておりまして、現在では毎年自社開催の世界大会を開催させていただいております。昨年はアジア競技大会のデモンストレーション競技で採用していただき、今年行われる茨城国体での文化プログラムでの採用など、国内外のスポーツの祭典においても、このeスポーツの取り組みを現在進めています。

皆さんご承知の通り、近年インフラやテクノロジーの進化によって、eスポーツを取り巻く環境も非常に変化してきております。選手として参加する、また会場で応援するという以外にも、スマートフォンやPCで動画を視聴して盛り上がることもできるようになってきています。ゲームの新しい楽しみ方として、現在その人気が高まっています。

弊社はJリーグのトップパートナーとして、これまでもJリーグや日本サッカーの発展に取り組んでいておりまして、今回のこのeスポーツの取り組みもその一環として考えています。今回の取り組みは、皆さんにとって身近なスマートフォンを活用したeスポーツですので、初心者から上級者まで、またはお子様から大人まで大変幅広く参加いただける大会としてコンセプトとしております。全国から多くの方にこの大会にご参加いただきまして、シーズン中であるJリーグとの相乗効果で、クラブサポーターを含めたサッカーの盛り上がりをより一層高めていって、日本サッカーの更なる発展につなげていきたいと考えています。
最後になりますが、本大会の立ち上げにJリーグの皆様、また各クラブチームの皆様に心より感謝申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございます」

(2)へ続く

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