【水戸】「オフシーズン恒例の人気イベント!茨城大フットボール・カフェで細川キャプテン&黒川選手が絶妙な掛け合い!」
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「オフシーズン恒例の人気イベント!茨城大フットボール・カフェで細川キャプテン&黒川選手が絶妙な掛け合い!」【HHレポート】※無料記事(デイリーホーリーホック)
歯に衣着せぬ抱腹絶倒トークを連発
12月15日、茨城大学水戸キャンパスにて、今年で5年目となる選手やクラブスタッフが参加する人気トークイベント「水戸ホーリーホックのフットボール・カフェ」が実施され、細川淳矢キャプテンと黒川淳史選手が登場しました。
今年も同大学OBでスタジアムDJとして活躍中の寺田忍さんがMCを担当。第一部は、茨城大学水戸ホーリーホック応援ネットワーク(茨大ホーリーネット)のメンバーとクラブスタッフが「あしたの水戸ホーリーホック」と題してパネルディスカッションを実施しました。
まず沼田邦郎社長のメッセージがクラブスタッフによって読み上げられ、「地域経済の活性にクラブを活用してもらう施策の強化」「県内企業へのアプローチの強化」「MAKE VALUE PROJECT(MVP)の強化」という来季に向けて新たな収益構造の展望が明らかに。
そして茨大ホーリーネットからスタッフへ「選手が来たくなるような施策は考えているか?」「営業で集めた資金をどう有効活用しようとしているのか?」「スポンサー獲得への苦労とは?」などの質問が寄せられ、フロントの想いや苦労など裏話が次々と語られました。
そして、サポーター待望の第二部「フットボールの青春-選手座談会-」が各選手のチャントで意気揚々と幕開けとなると、両選手は客席の間を通ってステージに登場。
イベント当日に契約更新の発表をした細川選手は、最初の挨拶で「今日、契約してきました!来シーズンもよろしくお願いします!」と叫ぶと、会場から大きな歓声と拍手が。
そして、2019シーズンの去就が注目される黒川選手は「……少々、お待ち下さい!」と笑いを誘うと、早速イベントがスタート。
水戸サポーターの茨大生6人、観覧者がそれぞれ質問を投げかけ、それらに選手が応じる形で笑いと拍手が絶えない大盛況のトークが繰り広げられました(以下、敬称略)。
Q.2018年はどういうシーズンでしたか?
細川「最初に掲げた目標に辿り着かなかったシーズンでした。過去最高順位は出たけれども、物足りなさ、もっといけたなという空気感もありました。悔しいシーズンだったなと思います」
黒川「最初の目標を達成できなかったというのはありますが、水戸の歴史を変えられた。僕は水戸に来て一年目で、そこに携われたのは誇りに思います。水戸が変わるためにこの一年はデカかったなと思う。そして、そんなにJ1は甘くないなということを感じました」
Q.今シーズン、自分自身の成長を実感した所とは?
細川「キャプテンをやらせてもらったのですが、持って生まれたキャプテンシーが目覚めたかなと思います!」
(会場爆笑&拍手)
細川「中学生以来のキャプテンだったのですが、眠っていたのが目覚めて。キャプテンシーが開花した年でした」
黒川「(キャプテンシーは)控えめでしたけれどもね(笑)。僕はサッカー面だけでなく、(西村)卓朗さんが実施してくれたメイク・バリュー・プロジェクト(MVP)」
寺田「さっき一部でその話をしたんですよ」
細川「みんな知ってるって!」
(会場爆笑)
黒川「一回だけ参加できなかったけれども、選手の中では一番参加した。人間的な成長ができたかなと思います」
(会場拍手)
寺田「どんなことを実施していたんですか?」
黒川「色んな業界の人の話を聞いたりして、僕らはサッカーしかみてなかったけれども、他から見たら、こういう捉え方ができるんだよと。見方が変わったり、水戸の営業部、普及部の人らの話を聞いて、フロントスタッフがどういう仕事をしているのか分かりました」
寺田「細川さんは何か参加したんですか?」
細川「やりましたよ~!」
(会場爆笑)
細川「脳トレ!知ってます?脳トレって瞑想がいいらしいっすよ!チーム内でめっちゃ瞑想が流行ったもんね?あっ、俺は一時期だったけど」
(会場爆笑)
細川「淳史は真面目だから、ずっとやってんすよ。瞑想に目覚めてね。他にも目のトレーニングとか、サッカーじゃない所のトレーニング方法とかやりましたよ。噂によると、すごい人たちって、みんな瞑想しているらしいっすよ。なんか本を読んでいる人たちも、みんな言ってたよね。だからみんなで瞑想して、偉い人になろうかなってしていたんです」
(会場爆笑)
寺田「では、皆さんも瞑想した方がいいですね?」
細川「瞑想したら、偉い人になれます!」
(会場爆笑)
Q.万全の状態で試合に挑むために、健康面で気をつけていることとは?
細川「食事!すごく大事です。それこそMVPで栄養学もやったので、そこから得た知識を実践していました。あと疲労を取るためのケアだったり、すごく重点的にしていました。あとはマッサージさせたり…(黒川選手を見ながら)(笑)。あとは交代浴だったり。温かいお湯と冷たい水に交代に入るんですが、冷たいのはめっちゃ冷たいんですよ」
黒川「氷を入れます。氷が浮いてるんです」
細川「夏になるとスタッフがプールを用意してくれるんですが、そこに氷をバンバン入れて、監督が『今日は何分間、入れ!』と指示した時間、下半身をつけるんです。サポーターの人に水鉄砲を貰ったのですが、それでみんな遊んでて(笑)。福井諒司って選手はめっちゃイタズラっ子なので、そこに熱湯とかシャンプーとか入れたり(笑)。そんなことをして万全の状態にして挑んでました(笑)」
(会場爆笑)
黒川「僕も食事の面で気遣っていたのと、あとは睡眠。寝る2時間前に携帯を置いて、1時間前に電気を消して、真っ暗の中で洗濯物を干す。電気の明かりを目に当てると睡眠の質が下がるらしいんです。そういうことを知りまして、真っ暗な家の中を徘徊する。意外と目が慣れてきますよ。結構、睡眠の質が上がりました」
(会場爆笑)
細川「淳史は本当にすごいんですよ。体温、体重、脈とか計っていたり、そういうのでコンディションも変わったりするみたいで……。すごーい」
(会場爆笑)
寺田「そこまで徹底しているんですね!やはりアスリートはすごいですね!」
細川「………寺ちゃん…、俺もアスリートっす…」
(会場爆笑)
Q.細川選手に質問です。キャプテンになって、新たに作ったチームの決まり事はありますか?
細川「決まり事…、決まり事…!?俺はないんですが、茂さん(長谷部茂利監督)が一体感を持たせるために、何時までに自主練を切り上げて、何時から何時までみんなで食事を取る。なるべく一人や二人で食べない。みんなで食べることを徹底していました。俺がいっつも言っていたのは、若い奴らの仕事っぷりが悪すぎて。(黒川選手を見ながら)特にコイツ!プロ意識が高すぎて、練習前の準備が長いんですよ。若い奴らにゴールを運ばせたりするんですが、コイツいっつもいない!やるべきことをみんなでやろうと促したりしていましたね。本当に自分を持っていれば仕方がない。突き抜けてもらえればそれでいい。突き抜けろー!」
(会場爆笑)
寺田「長谷部さんになってから、チームも大分変わったのでは?」
細川「こだわっている所はありますよね。例えば、スタジアムを出入りする時の選手バス。これまで現地解散がありだったじゃないですか?試合が終わるとKSスタから親と帰るとか。でも茂さんは徹底していて、必ずバスでみんな帰る。他にもチーム行動を意識していたと思います。でも大阪方面にアウェイで行った時とか、(岸本)武流とか大阪出身じゃないですか?それで次の日が休みだった時は許してくれたり。家族、妻、フィアンセと会うならばOKだったりだとか。ちゃんと理由を話せばわかる人なんで!」
(会場爆笑)
黒川「食事の一体感ですが、でも僕、最後まで一人で食べているんですよね」
細川「コイツ、飯を食うのがすごく遅いんです!ありえないぐらい遅い!」
(会場爆笑)
黒川「最後までいて、いつも最後まで食べているコーチ陣の顔を見てから帰る。それが僕の日課です(笑)。いつもよりペースが早いなと思ったら、自分で落とします。一時間半ぐらい余裕で食べています。さすがにすき家や松屋に行ったら、40分ぐらいで食べます」
(会場驚愕)
細川「すき家の人も嬉しいよね。何分で作ったやつを、そんなゆっくり味わってくれて。そういう意味も込めてね」
Q.黒川選手に質問です。ジェフェルソン・バイアーノ選手のパフォーマンス後の旗の戻し役の印象が強いのですが、どうしてその役になったのでしょうか?
黒川「開幕戦の時、一点目は良かったですが、二点目で事件が起きました。なんとバイアーノが点を取った瞬間、コーナーフラッグを抜いたんです。サポーターを目の前にして、何らかの印象を付けたかったんでしょう。あの時にちょうど僕が近くにいて、レフェリーが『えっ!?』って顔をしたんです」
(会場爆笑)
黒川「コーナーフラッグって、芝に挿す銀の部分と、その上の部分に分かれてるんですが、銀の所までしっかり抜けてて。『バイアーノ、どうするのかな?』と思ったら、戻さないで帰ろうとしたんです。ヤバイヤバイ!とバイアーノが警告をもらわないように戻したんです。そしたらアイツが調子に乗ってしまい、いつも俺が戻すだろうと思ったのか、その後は全部俺に引き渡したんです(笑)。意識的に言われた訳ではなく、自然に。そしたら僕が怪我した時、ほとんどアイツ、点を獲らなかったんです(笑)。復帰してからまた点を獲るようになって、『コイツ、何なんだろう?』って(笑)。かわいいやつですね」
(会場爆笑)
寺田「ちなみにバイアーノ選手のパフォーマンスについてどう思っていましたか?」
細川「良かったんじゃないですか?Tシャツになって、それを自分で来てね、すごい喜んでいましたよ。一回、審判の人に注意されたんですよね。サポーターの人に向けてやろうと思ったんだけれども、向けたその先に相手チームのベンチがあったんです。相手を撃っちゃマズイですものね(笑)。パフォーマンスも紙一重。難しいですよね。しかし、戻し役とかみんな見ているんですね。俺、知らなかったんすけど!?」
(会場から「えー?」との声が続出)
黒川「細さん、インスタ(Instagram)やってないから、わからないんですよ。#旗を戻す係」
細川「えー?インスタ始めようかな?」
(会場拍手&爆笑)
Q.試合中に意識しているコミュニケーションの取り方とは?
細川「ウィンクもしないしな?何だろうな?『喋ることをやめないようにしよう』とは円陣を組む時に話しますね」
黒川「?」
細川「聞いてねぇの?!」
(会場爆笑)
細川「サッカーは伝わらなくても、喋るのは大事。ラインの上げ下げとかは、『ジエゴ!ジエゴ!』って呼びかけます。ジエゴとかすぐサボっちゃうから、心配で心配で。ああいう選手がいると声を出せますね」
黒川「僕は右サイドだったので、右サイドバックのタム君(田向泰輝選手)や(浜崎)拓磨君とよく話をしていましたね。どう崩そうかとか、この相手、中に寄りやすいからサイドがフリーになりやすいから、とか。スローインとかゴールキックになった時とかに近くに行って話したりします。なるべくポジティブな言葉を投げかけるようにしています。シュートを外しても『ナイス、チャレンジ!』とか。切り替える声をかけるようにしています」
寺田「監督もポジティブな言葉が多いですよね」
細川「『褒められないと、お前らも気持ち良くないでしょ?』みたいなことはいつも言っていますね。気持ち良くサッカーをやらせようとしてくれる。選手もそういう人が多いですね。変にミスにこだわらないで、ポジティブにハツラツと!みたいな。アビさん(安彦考真元選手)もそうでしたね」
寺田「個人的に気になっているのは、細川選手がコーナーキックやフリーキックの時にキッカーに話をしたり、中でポジショニングをしている所をよく見かけたこと。あの時に意識していることとは?」
細川「だって、今シーズン、全然セットプレーで点が獲れなかったじゃないですか。むしろ、それが(6位以内に入れなかった)原因じゃないですか?!すみません!なんとか合わせるしかないじゃないですか?前日までに準備はしているんですが、キッカーの調子もあるし、どこが蹴りやすいか、どのプレーでいくかとか。中の選手と『俺、あっちにいくから』とか確認したりだとか。それでも入らなかったですけれどもね!」
(会場爆笑)
寺田「来シーズンはパフォーマンスが見られることに期待しています」
細川「二桁得点を目指します!」
(会場拍手)
細川「いやいや、いい守備が出来なくなっちゃう!」
(会場爆笑)
Q.水戸に来てからサッカー感や見方に変化はありましたか?
細川「柱谷哲二監督、西ヶ谷隆之監督の現役時代のポジションはセンターバック。学ぶことが多くて、どれだけ現役の時に何を考えてプレーをしていたか知ることができたのは大きかった。プロに入る前までは自分の力で守るシーンが多かったのですが、やはりプロはそうはいかない。どれだけ穴を作らずにやるか。一番安全な守り方あり、攻めの守り方があり、どの選択をするか。それが問われる。色々な戦術を学べましたね」
黒川「ずっと攻撃的なスタイルでやっていたので、水戸に来て守備の意識が変わりましたね。こうすれば絶対にやられない。ここだけ守っておけばピンチにならないという感覚は掴めたと思います。守備の迫力が増したと思いますね」
Q.人生のモットーとは?
細川「『なんとかなる』かな。あっ、『ナンクルナイサー!』ですかね。色んなことがありますが、何とかなるという気持ちで戦っていこうじゃないですか!」
黒川「座右の銘は『努力に勝る天才なし』。小学校の頃からその言葉が好きで。母親から『何事にも100%でやれ』と言われて育った。遊びも、勉強も全力でやることで、サッカーに繋がっています。いくら天才だろうが、俺の努力には勝てねえだろと思ってやっています。努力をしている感じではなく、夢中になっていますね。自分ができることは全部やろうかと思います」
細川「いや、『なんとかなる』の方が強いです」
(会場爆笑)
Q.今後、頑張りたいこととは?
細川「来シーズンは点を取りたい。あの空気感は本当に幸せ。サポーターも喜んでくれるし、選手もみんな寄って来てくれる。水戸ホーリーホックに関係している人達、みんなが幸せになってくれる。あの感覚。味わったことないでしょう??羨ましいでしょう??でも点を取るのに慣れていないから、その後ソワソワしちゃうんですけれども(笑)」
(会場爆笑)
黒川「来シーズンはもっと点を取りたいなと思います。具体的には二桁行きたいです」
(会場拍手)
細川「いや、水戸ではないかもしれませんよ!?」
(会場爆笑)
Q.サッカー選手を目指す子ども達へ伝えたいこととは?
細川「サッカーを好きでいることが大事。高校ですごく活躍した選手もやり切っちゃって、大学に入ったら辞める人も多かった。好きでいることがすごく重要で、そしたら続けていけるし。どこで才能が開花するのかわからないのがサッカー。芽が出るまで続けることが大事ですね。俺はキャプテン翼世代なので、常にボールに触れていたし。翼に憧れて、部屋もキャプテン翼のポスターを貼って、通学もドリブルしながら行っていた。授業中もサッカーボールを足元に置いていたし。好きでいることがとにかく大事」
黒川「ほぼほぼ同じ。サッカーを楽しむこと。実際に楽しくやらないと成長しない。夢中になれば気が付けば上手くなっていると思います」
Q.どんなアニメや漫画を見て育ったのですか?
細川「やっぱりサッカー漫画が多かったですかね。『シュート!』『ファンタジスタ』、最近だと『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』。あれ、すごくいい!俺、みんなに読んでもらうと思って、クラブハウスに持っていったんですよ。あの漫画ですごく感じたのが、サポーターの人達のエピソード。いい漫画だったな。あと『宇宙兄弟』。僕の人生の教科書と言えるぐらい熟知しています。出てくる人がみんなカッコイイ。ああいう人に憧れて、そんな人になろうとしている人は、成長していくんじゃないかと思うんですよね」
黒川「僕は漫画を読まないです。漫画はどこのコマを読めばいいのか分からなくなっちゃう…。アニメで言うと、『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『HUNTER X HUNTER』は毎週録画して、父と兄と一緒に観ていました」
細川「あと、あだち充先生の漫画。『タッチ』『H2』『ラフ』とか。絵のタッチがすごく良くて、出てくる女性の愛おしさとかいいですよね」
寺田「ヌマシー(質問者)は何を見て育ったのですか?」
ヌマシー「『はじめの一歩』とか」
細川「デンプシーロール(技の名前)ね」
(会場爆笑)
Q.第二の人生で考えているものとは?
細川「悩みだよね~、これは。今年は特にです。今年は福井諒司と二人でよく車に乗って、アツマーレに行っていたんですよ。その時、『俺らって将来、何やって生きていくんだろうね』という話になって、暗くなったことがあります」
(会場爆笑)
細川「『とりあえず、今を生きるしかないっしょ!』と終わったのですが、何か繋がるんじゃないかと思います。教師の免許を持っているので、教育関係に興味がありますし、やはり対人間と仕事がしたいなというイメージです」
黒川「まぁ、細さんはそろそろ(第二の人生が)近いので…」
(会場爆笑)
黒川「それは冗談ですが、僕は引退した後もサッカーには何かしらで関わりたいなと思います。学生を教えたりとか。ちょろっと思ったのは、農家をやってみたい。僕の実家は田舎なので、田んぼとか多くて、のどかな所で静かに暮らしたいですね」
寺田「城里町ではどうでしょうか?」
黒川「ありですね~。考えておきます」
Q.プレーの時に気をつけていることとは?
細川「サッカーとは相手との駆け引き。ボールを持った選手や受ける選手がどこで何をしようかとしているか、どう俺を騙そうとしているか。そこに気をつけています」
黒川「ボールを持っている人が注目されがちですが、360度見回して、その他の誰がどこにいるか把握することが大事です」
Q.長谷部茂利監督に教わったことで印象に残ったこととは?
黒川「若い選手は成長曲線が右肩上がりなので練習から成長してくれ、と。ベテランの選手(細川選手を見ながら)はそれがないですからコンディション維持を、と(笑)」
(会場爆笑)
細川「そうですね。コンディション維持をしていました(笑)。監督はサッカーセンスがあって、ちょっと見せてくれるキックとかが本当に上手い。サイドボックスにボールを流す時、右側限定ですがラインズマンがいるんですが、ラインズマンをめがけてちょっと巻き気味でインフロントに蹴るといい所にボールが行くというのを教わりましたね」
Q.今季のベストゲームとは?
細川「開幕戦ですね。皆さんも思ったと思うんですが、大幅にメンバー、スタッフも変わって、どうなるか不安な所もあった。鹿島戦で割といい戦いが出来ていたけれども、公式戦となるとどういうチームになるのか分からなくて。キャンプ中に良くても、シーズンは全然良くないこともありますし。だから探り探りだったけれど、開幕戦で期待に変わったのは大きかったですね。サポーターの皆さんも『行けるんじゃない?!』って空気を出してくれて。僕らもこのまま調子よく行きたいと思った。一時期、首位に立った時までその勢いで行けました。あの開幕戦はすごく大事でしたね」
黒川「開幕戦は印象が強いですが、僕的にはホームの甲府戦。チームがどう成長したのか、よく出た試合でした。相手も甲府という強いチームで、それを圧倒できた。やはり水戸はJ1へ行くべきチームだと証明できた試合でした」
(米村優子)
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