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【東京V】『2018シーズン、ファイナル。J1への扉をこじ開けろ』12月8日(土) J1参入プレーオフ決定戦 ジュビロ磐田戦 14:00 ヤマハスタジアム

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【無料記事】【トピックス】『2018シーズン、ファイナル。J1への扉をこじ開けろ』12月8日(土) J1参入プレーオフ決定戦 ジュビロ磐田戦 14:00 ヤマハスタジアム(18.12.6)スタンド・バイ・グリーン

今季ラストマッチ、出場停止明けの内田達也が帰ってくる。

今季ラストマッチ、出場停止明けの内田達也が帰ってくる。

■僕らは勝つことだけを目指せばいい

周縁にいる誰も彼もが、そわそわ落ち着かない日々を過ごしていることだろう。

2018シーズンを締めくくる天王山。8日、J1参入プレーオフ決定戦、東京ヴェルディはジュビロ磐田と雌雄を決する(14:00 ヤマハスタジアム)。

今週、東京ヴェルディは通常より1日少ない中5日のゲームとあって、オフ明けからすべて非公開練習(試合前日を除き、監督や選手の取材は可能)。一方の磐田は鉄のカーテンを引き、メディアの取材も完全にシャットアウトだそうだ。豪放磊落な名波浩監督にあって、異例のこと。このあたりの過敏さは、勝負の綾となって現れるかもしれない。

終了間際のセットプレーで横浜FCを辛くも退けたプレーオフ2回戦は、常識で計れないド根性を見せつけると同時に、内田達也の不在(プレーオフ1回戦の大宮アルディージャ戦で退場し、出場停止)の大きさをあらためて示すゲームとなった。

「勝ってくれたチームメイトに感謝しています。ただ、その前の大宮戦のような、ボールをしっかり持って攻撃を仕掛けるサッカーはできてなかったですね。ゲームを見ながら、自分が出ていれば、という思いはありました」

内田は中盤の重しとなり、攻守のバランスを取るうえで支点の役割を担う。この選手を欠くと、劣勢時に重心の移動がままならず、攻撃の組み立てにも支障をきたした。

最後の相手はJ1の磐田。内田はどのようなイメージを頭に描き、ゲームに臨むのか。

「相手もボールをつないでくるチームなので、サッカーのスタイル的に戦いやすい面はある。押し込んでいきたいです。勝つために、自分たちからアクションを起こしたい。そっちのほうがラクなんで。J1のチームを相手にやれるところを見せ、来年につなげたいです」

このように臆するところは一切ない。

「僕らは余計なことを考えず、勝つことだけを目指せばいい。状況によって判断が求められる相手のほうがメンタル的に難しいと思いますよ。これまでやってきたことを、この一戦で出せるか。雰囲気にのまれず、自分たちのプレーができるか。大事なのはそこでしょう」

役者がそろい、舞台は整った。J1への扉をこじ開けるまで、あとひとつ。

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