『なにその往生際』写真ギャラリー【東京V】
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今回は東京ヴェルディを中心としたWEBマガジン「スタンド・バイ・グリーン」からの記事になります。
【無料記事】【練習レポート】写真ギャラリー『なにその往生際』(17.6.19)(スタンド・バイ・グリーン)
天皇杯、ジェフユナイテッド千葉戦に向け、意欲満々の田村直也と中後雅喜。
高木大輔の華麗なステップワークに目を奪われる。
前節の愛媛FC戦で復帰をはたした井上潮音。まだ本調子には遠く、五分咲きといったところか。もっとボールに触って、リズムをつくりたい。
林昇吾と激しく競り合う高木大輔。
高木大が左足首を痛めたら、福士森トレーナーがすっ飛んできて、冷却スプレーをプシュー。こうしたスタッフの迅速な対応がチームを支える。
このふたりもプレーしたくてしょうがないはず。二川孝広と高木純平。
橋本英郎の厳しい寄せをかわす林昇吾。チャンスをつかめ。
内藤圭佑は、リーグ戦のベンチを温めること13試合。
太田岳志だって、出たいに決まっている。
さあ、どうするんだ、ロティーナ監督。
【今日の還暦】
この日、6月18日はロティーナ監督の60歳のバースデイ。練習の途中から水をピッチから出すように指示し、「リスク管理がハンパねえ」と佐藤崇史エキップメントマネージャーをうならせた。それでも身におよぶ危険は避けがたいと感じたのだろう。なんと、PK練習の途中にグラウンドから出ていってしまった。
小寺真人通訳が連れ戻しに走る。なのに、一切耳を貸さず、ずんずん歩いていくロティーナ監督。
いったんクラブハウスに引っ込み、説得されて、おとなしく戻ってきた。子どもかよ。
指揮官の帰還を歓迎する選手たち。
赤いちゃんちゃんこと記念Tシャツ。ロティーナよ、これが日本だ。
サポーターもロティーナ監督の還暦を祝い、一緒に記念撮影。
ほらね、やっぱり始まった。盛大に水をかけられるロティーナ監督。イバンコーチががっちり捕まえ、ナイスアシスト。
結局、水びたしに。往生際が悪いにもほどがある。とにかく、おめでとうございます!
高木大輔が事のあらましを聞かせてくれた。
「記念撮影のとき、『いいか。水をかけたヤツは、試合に使わんぞ』と監督が言ったんですよ。僕も試合には出たいんでね。最初のひとりはまずいだろうと、サワ(・サシックアシスタントコーチ)さんにやってくれと頼みました。ロティーナさん、もみくちゃにされながら、なぜか(太田)岳志くんが目に入ったみたいで。『ガクゥ、ガークー』とずっと言ってました」
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