『また山形でできるんだ』っていうワクワクした気持ちになりました/太田徹郎選手 新加入囲み会見【山形】
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【トピックス】「『また山形でできるんだ』っていうワクワクした気持ちになりました」~太田徹郎選手 新加入囲み会見(Dio-maga)
2017年07月27日更新
今月25日に新加入が発表された太田徹郎選手の新加入の囲み会見が27日に行われた。再びモンテディオのユニフォームを身に纏う”テツ”太田選手の思いや近況をお届けする。
○太田徹郎選手
「サガン鳥栖から来ました、太田徹郎です。4年半ぶりにまた山形でプレーできてうれしいです。前にいたときよりも成長した姿を見せれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
Q:チームに加わって、いまのモンテディオの印象はどうですか?
「自分が歳を取ったというのもありますけど、全体的に若いチームになったなという印象があります」
Q:以前との雰囲気的な違いはどうですか?
「明るく練習するところとか、前も同じ感じでやっていたので、そこらへんは似てるかなと思います」
Q:以前にいる選手もいると思いますが、どのあたりから探りを入れてやっていますか?
「まったくしゃべったことのない人のほうが少ないので。ある程度は少しどこかで話したり、誰か共通の友だちがいたりというのもあったので、そこまでまったく知らないチームじゃないので、少し時間が経てば馴染んでいけるかなと思います」
Q:山形の街の印象もうかがいたいのですが?
「街の印象はまったく変わってないですね。昔行ってた店とかはまだ行ききれてないので、少しずつ行きたいと思うんですけど、行きたいところはたくさんあります」
Q:「駅前にこんなものができたんだ!」みたいな発見があったら。
「天童のイオンでしたっけ。あれは年末とか遊びに来たときに驚いたんですけど、あとは…特には変わってないです。まだ俺が知らないだけかも」
Q:いまのモンテディオのサッカーのスタイルや印象をお願いします。
「前の選手は技術もあって、個で打開できるチームだなというのは思いました」
Q:そのなかで、自分がこういうところを加えていきたいというところは?
「自分はどっちかというと、個で打開するというより、ボールがないときの動きでスペース作ったり、そのスペースを使ったりというプレーが多くなると思うので、チームにないリズムみたいなものを加えられたらいいなと思います」
Q:あらためて、自分のプレーのこういうところを見てもらいたいというところは?
「プレー自体、すごい地味なので特にないですけど、でも得点のところは常に狙っているので、そこを見ていただければと思います」
Q:以前、モンテディオでプレーしたときから、ここは成長したというところを教えてください。
「いやー……、全体的に(笑)。少しずつ」
Q:サッカーではどうでしょうか?プレー面とか。
「プレーのなか……ハードワークは若いときよりはできるようになったはずです」
Q:あらためて、J1昇格に向けて意気込みを聞かせてください。
「この時期に来たということで、しっかりとチーム後からになれなきゃダメだと思うので、わかりやすく得点とかアシストでチームの力になれればなと思います」
Q:明るいキャラクターは、前にいたときと変わらずととらえていいですか?
「(笑)。明るいっていうか、イジられてナンボのキャラだったので、イジってくれる選手がいれば、またそういうキャラも出てくると思います。でも年下も多いので、年下にもイジってもらえるように、気安いキャラでいきたいと思います」
Q:オファーを受けたのはいつ頃ですか?
「24日に山形に入ったんですけど、5日とか6日ぐらい前です。話が来てから結構ポンポンポンと決まって、すぐ移動しました」
Q:オファーがあると聞いたときの率直な心境は?
「自分も鳥栖で出場機会があまりなくて、チームを探してたときに、多分、声をかけてくれたのは山形だけだったので、素直にうれしかったし、『また山形でできるんだ』っていうワクワクした気持ちになりました」
Q:山田拓巳選手の顔はすぐ浮かびましたか?
「そう……ですね(笑)」
Q:廣瀬智靖さん(08~13年 山形、14~15年 徳島、15年現役引退)にもすぐ連絡したんですか?
「ちゃんと決まるまでは言わなかったんですけど、こっちに来て、ヤマとすぐ会って、ヒロもその数日前にこっちに遊びに来ていたらしいので、噂程度では聞いてたみたいなんですけど。そのあとすぐ、ちゃんと報告しました」
Q:いつかまた山形で、という考えはありましたか?
「ありましたね。土地もそうですけど、人もいいというのは前にいたときから感じてたので、冗談で『将来は山形に住みたいな』なんて言っていたので、思ったよりもすぐ来れたというのは大きかったですね」
Q:山形に来て、個人的に目標にしたい数字とか、こだわりを持っていることはありますか?
「やっぱり、J1に上げたいというのは一番強く思っています。どんなことでもいいので、力になれればと思っています」
Q:アシストや得点に対するこだわりは?
「こだわりというか、そこは最低限じゃないですけど、やっぱり前の選手だしそこで結果を出さないと、サッカー人生が続いていくなかでやっていかなきゃいけないところなので、そこはベースとしてやっていきたいと思います」
Q:今日で練習は3日目ですが、木山監督のサッカーはどうですか?
「すごい前に速いというイメージがあるので、やってておもしろいし、さっきも言いましたけど、みんな技術があって、ここに欲しいというところにボールが来たり、動き出しも前の選手とかいいので、こっちはパスが出しやすかったりというのをすごい感じます」
Q:監督が求めるサッカーのなかに、自分をどういうふうに生かしていければと考えていますか?
「最初に言われたのは、いままで経験してきたことを若い選手たちに伝えてほしいというのがあったので、でも僕がやらなくてもみんな十分経験してることだと思うので、あまり声を出さないので(笑)、姿勢で見せられればなと思います」
(文責・写真=佐藤 円)
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