【東京V】『さあ、シーズン後半のスタートだ』7月7日(土) J2第22節 ファジアーノ岡山戦 18:00 味の素スタジアム
【無料記事】【トピックス】『待ってろ、4戦連発』6月23日(土) J2第20節 栃木SC戦 18:00 味の素スタジアム(18.6.21)(スタンド・バイ・グリーン)
「前半戦を振り返って、これは勝てないと思ったチームはひとつもない」と内田達也。
■考えが甘いと言われるかもしれないけれど
今季、対戦がひと回りし、東京ヴェルディは9位(勝点32/8勝8分5敗 得失点+7)。7日のJ2第22節ファジアーノ岡山戦(18:00 味の素スタジアム)で、シーズン後半のスタートを切る。
「考えが甘いと言われるかもしれませんけど、僕は手応えしかないです。あと21試合、結果を出せる手応えがある。5つの敗戦は、ほぼ自分たちの問題で負けたようなもの。その時点の相手との実力差が出たのは大宮戦くらいですかね」
と語るのは内田達也だ。昨季、最終的に5位となったチームと比較し、感触の違いを得ているのがその根拠である。
「去年は、なんで勝ったんやろと思ったり、ちょっとこの相手には無理やったなという印象を持つことがあったんです。今年はそれがない。外からの見方はまた違うかもしれないですけどね。サポーターの人たちのなかには、あのゲームは何もできんかったやんと思われる方もいるでしょうが、僕は勝てないと思ったチームはひとつもないんで。だから、自信はあります」
選手登録の都合、出番はまだ先だが、今夏の補強でガンバ大阪から泉澤仁、ヴィッセル神戸からレアンドロと前線のアタッカーが加わった。
「既存の戦力でも充分に戦えると思っているくらいですけど、クラブが新しい選手を獲ってくれた。あとは僕たち後ろの選手次第じゃないですか。彼らが力を発揮できるタイミングで、いかにボールを届けられるか」
前節のカマタマーレ讃岐戦、東京Vは1‐3で敗れ連勝が4でストップ。次節の岡山戦、「ここで負けるとしんどい」と内田は言い、仕切り直しの一戦に臨む。
当日の天気予報は曇時々雨。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。
《クラブウオッチ》
岡山戦は『赤門ウイレックスDAY』を開催し、また『杉並区サンクスマッチ』として同区に在住、在勤、在学している小・中・高校生、65歳以上のシルバーの方をホーム自由席に無料招待(一般の方は優待価格1,000円。要事前申込み)。「赤門ウイレックスさんは、アスリート向けの低糖質のパンなどをチームに提供してくださっています。今回は先着1,000名様に菓子パンをプレゼント。杉並区からはすっかりおなじみの『なみすけ』と、かの有名な高円寺阿波踊りに参加していただき、皆さんと一緒に踊れる企画も。いつだったか、お祭り気分でカーネル・サンダースの人形を担ぎ上げる人がいて、あれは困りますからマジでやめてください。あれ、違うか、カーネル事件は阿波踊りじゃなくてサンバのときか」と、やや記憶が混濁気味のクラブ関係者。要するに、楽しむのはほどほどにね、ということを言いたいらしい。
[今季の1試合平均入場者数] 5,238人(17/22位)
過去3シーズンの1試合平均入場者数
2015年 5,655人
2016年 5,402人
2017年 6,206人
★短期集中連載『ロティーナ、ワールドカップを語る』(6)
今回のテーマ=ドイツ、スペイン、日本、乾貴士。そして優勝候補
「今大会のドイツの出来にはがっかりしました。4年前のドイツとは違い、ネガティブな面が目につきましたね。頂点に立ち続けることの難しさとも言えるでしょう。4年という歳月は物事を大きく変化させます。結果以上に、そのときとは彼らのプレーの仕方が違っていたことに驚かされました。▼ベスト16で姿を消したスペインはよいプレーができていませんでした。やはり監督の交代が大きく影響したと感じます。いまとなっては(フレン・)ロペテギのままでどのような結果を残せたかわかりませんが、チームのフィロソフィーが変わってしまったのは事実です。違う考えを持つ監督が指揮を執ることになったのですから。それに伴い、サッカーの内容も変質しました。▼日本にとってはとてもすばらしい大会になりましたね。彼らはよいプレーをしました。ファンは自分たちのチームを誇りに思うべきです。今回、南米や欧州の国々に、日本の印象を刻みつけることができたと思います。▼かねてより、私が乾貴士(レアル・ベティス)を評価する理由は、難しい状況に立たされても常に的確な解決策を選び取れることです。選手にとって重要な能力は、フィジカルやテクニックだけではありません。乾の持つこの能力、クオリティの高さは教えるのが難しいことのひとつです。▼現時点までのベストマッチは、アルゼンチン対フランス。非常に楽しく見られました。優勝は……どこでしょうね。迷うところです。ブラジル、フランスが有力で、ベルギーも可能性はありそうですが、トーナメントの難しいポジションにいます」
●ランド地獄耳●
▼李栄直から「あの人の着こなしは芸能人」と認定された佐藤優平。ファッション誌はどのあたりに目を通すのか探りを入れたところ、「最近はあんま読まないですね。昔はクラブハウスにあるのを回し読みしていたものですが」とつれない態度だ。「おれ、ブランドにはこだわらないんですよ。ハイブランドでも、知らないやつでもそれがいいなと思ったら買う。情報源は知り合いのショップ店員さんが多い。いいの入ったよと聞けば、ちょっと見せてと」。大人のおしゃれって、こういうこと。SBGは、『ユウヘイ着回し7DAYS』のチャンスを虎視眈々とうかがっている。
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