【町田】平戸太貴「やはり押し込んでいる時に1点でも2点でも取らないといけない」【ファジアーノ岡山戦/選手コメント】
【★無料公開】平戸太貴「やはり押し込んでいる時に1点でも2点でも取らないといけない」【ファジアーノ岡山戦/選手コメント】(町田日和)
■明治安田生命J2リーグ第16節・5月27日(日)16:00キックオフ
町田市立陸上競技場/4,259人
FC町田ゼルビア 1-3 ファジアーノ岡山
【得点者】町田/84分 中島裕希 岡山/54分 上田康太、58分 仲間隼斗、73分 赤嶺真吾(PK)
【マッチサマリー】
「前半と後半がまったく違うゲームになってしまった」
相馬直樹監督が試合後にそう振り返ったように、相手を敵陣に押し込む時間帯が多かった前半にゴールを奪い切れなかったことが敗戦につながった。
セカンドボールへの出足で相手を上回り、奪ったボールを敵陣に運びながら前から圧力をかけていた町田が前半から主導権を掌握。しかし、効果的なフィニッシュまでには持ち込めず、31分に連続して創出したチャンスは鈴木孝司のシュートが右ポストを直撃するなど、不運にも見舞われた。
スコアレスで後半へ折り返すと、岡山が開始直後から2トップの一角である仲間隼斗を中心に攻撃のギアを上げてきたため、町田は守勢を強いられた。54分には仲間をファウルで倒して与えた直接FKから上田康太にビューティフルシュートを叩き込まれると、直後の58分には仲間に高難易度の右足ダイレクトボレーを決められてしまう。
73分にもペナルティーエリア内でスルーパスに抜け出した仲間をGK福井が倒して、PKを献上。赤嶺にPKで追加点を奪われ、終盤の84分に中島裕希がヘディングで追撃のゴールを決めたものの、追いつくことはできなかった。
「後半の入りが悪くなったことがもったいなかった」と中島。前半と後半で”二面性”をのぞかせた町田が、5試合ぶりの敗戦を喫した。
■平戸太貴
ーー3試合ぶりの先発出場となりました。どんなことを考えて試合に入りましたか?
「チームの勝利に貢献したいと思いながらピッチに立ちました。キックのフィーリングはそんなに悪くなかったですし、自分が狙っている位置にボールを蹴ることはできました。あとは細かい部分を突き詰めて、自分のセットプレーですべてがチャンスになるぐらいになるようにしたいです」
ーー前半から相手を押し込めた中で点を取り切るために必要だったことは何でしょうか?
「自分たちの流れのときにいかにゴールを決めるか、それで流れは変わると思います。やはり押し込んでいる時に1点でも2点でも取らないといけません」
ーー0-0でのハーフタイムには、チーム内でどんなことを話していましたか?
「前半と変わらず押し込んでチームとして変わらずに戦っていこうという話はしていました。後半の入りがうまくいかずに押し込まれる展開になってしまいました。違う形での改善が必要かなと思います」
ーーまだまだリーグ戦は続きます。この結果を踏まえて、今後はどんな戦いをしていきたいですか?
「下を向かずに切り替えて、前半のような戦いを少しでも90分に近づけられるようにして、点を取れる時に点を取ることが必要だと思っています」
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