コラムの記事一覧
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盾を減らさず、矛を隠せ。「スーパーサブ・ドログバ」を模倣せよ
初戦の失望は確かに大きい。しかしすんなり勝ち上がるよりも、逆境を克服して勝ち上がるほうが感動的なことを、我々は1997年のW杯フランス大会予選、2004年と2011年のアジアカップで知っている。
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「日本vsコートジボワール」プレビュー 指揮官は遠藤と青山を両方「選ぶ」
初戦が決戦であるという認識は多くが共有しているだろうし、力の均衡したこのグループで黒星スタートは相当に厳しい。勝って始まるための術策が求められる。
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仮想シミュレーション『サガン鳥栖vsコートジボワール代表』
現在のJリーグの中でも特に"色"のあるサッカーをしているチームであるサガン鳥栖。"トヨグバ"こと豊田陽平を擁する九州の雄は、アフリカ最強の誉れも高い強敵にどう挑むのか?
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大迫勇也。敗者復活戦に勝者アリ
強くなったのは「心」だけではない。敵の激しい圧力を受けながら、したたかに球を収めるポストワークは惚れ惚れする。日本の攻撃にリズムを生み出すピンボールのようなパス交換の導火線。それが大迫だ。
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青山敏弘の原風景。あのロングパスの背景には、逆境の日々がある
「本当にあの幻のゴールの選手なんですよね」「はい」
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W杯決勝より『J2』を楽しめる人たち。その理由とは?
多くの親にとって最高に熱くなれるサッカーの試合は、W杯の決勝戦ではなくて、息子や娘の試合であるというのと同じこと。愛するクラブを見付けられることが「幸せ」なのも、まさにそれが理由である。
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一流料理を食べることは、近所の定食屋を愛さない理由にはならない
いよいよW杯開幕までのカウントダウンが始まった昨今。世間の耳目がそこに集まるのは当然のことだろう。ただ、サッカーはW杯のみにあらず。J1は中断し、「夜はW杯を観るが、昼は観る試合がない」。そんな声も聞[…]
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育成目線で観る『J2のススメ』。これを楽しむのにサポである必要なし
最後にとんでもない秘密を皆さんにお伝えしておこう。J2はJ1より総じてレベルが高い。それどころか、J3には英国プレミアリーグよりレベルが高いクラブがある――。
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私がW杯期間に下部リーグへと足を運ぶ理由。それもまた『サッカー』だから
2010年6月19日。初戦でカメルーンを撃破した岡田ジャパンが、グループステージ最大の難敵と目されていたオランダ代表と対峙する7時間ほど前。私は西が丘サッカー場にいた。
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岡田とザック。壮行試合、好対照の「二つの埼スタ」
わが代表チームは5大会連続、5回目のW杯出場を果たしているのだ。当然、それにふさわしいリテラシーを有したサッカーファンも、わずかずつ増えているのではないだろうか。