【浦和】浦和の沖縄キャンプ地、金武町はこんな所
無料記事:浦和の沖縄キャンプ地、金武町はこんな所(浦レポ by 浦和フットボール通信)
(Report by 河合貴子)
スポーツのキャンプ地として力を入れている
沖縄一次キャンプ7日目に、2部練習が続き選手の疲労がピークに足したところでやっとオフになった。
そこで今回は、浦和のキャンプ地である金武町を簡単ではあるがご紹介します。
南北に細長い沖縄県本島のちょうど中央部分の東海岸に金武町がある。人口は、約1万1千人で、潮騒の音に包まれた長閑なところだ。町の中心部には、米軍用地キャンプ・ハンセンがあり、商店街の入り口には日本とアメリカの国旗が掲げられていた。
商店街は、英語の看板が多く沖縄ならではの印象を受けた。
また金武町は、タコライス発祥の地で商店街の中にタコライス店が軒を連ねていた。
とにかく、安くてボリューム満点。しかも、美味しい。食べきれない物は、そのまま持ち帰ることができるお店もあった。
中心街から少し離れた国道沿いには、地元の人から「おじいとおばぁのフリーマーケット」と言われる『ぬんたく市場』があった。
地元でとれた野菜や果物などが販売されている。
市場では、こんな物まで売られていた。
沖縄の建物の門や屋根、玄関先などに魔除けとしておかれている守り神のシーサーだ。その他にも、金武町名物の田芋
そして、こちらがムーチー(鬼餅)だ。サンニン(月桃)の葉に包んで蒸したお餅である。沖縄では、ムーチーの日(旧暦の12月8日)というのがあり、ムーチーを食べて健康を祈願したり厄払いするそうだ。子供の歳の数だけ、天井からムーチーを吊したりする。今年のムーチーの日は、1月24日だ。ムーチーに日が近づくと、スーパーやコンビニエンスストアでもムーチーが売られている。
独特なスパイシーな香りに包まれ、ほんのりと甘く、食感は「フニャ~」としたお餅であった。
そして、金武町を訪れたなら是非とも立ち寄りたいお店がこちらだ。パティスリー・モンクレア。
可愛らしい店内には、美味しそうなケーキがずらり
中でも一番のお薦めが、エクレア日本一に輝いたこちらだ。
エクレアの概念を覆すほどの美味しさだった。濃厚なショコラクリームとほんのりと甘酸っぱいフランボワーズが何ともいえない!!
そして、金武町は自然豊かなところである。町の中に樹齢約300年のがじまるが、悠々と立っていた。
霊験厳かで、かじまるに近づくともの凄いパワーを感じるような気がした。
そして、こちらが長命の泉とよばれるウッカガー(金武町大川)
懇々と水が湧き出ている。
浦和がキャンプする金武町フットボールセンターは、ギンバル訓練場跡地に建てられた施設だ。
金武町フットボールセンターの周辺は、本当に長閑な田園風景が広がっている。
これが、金武町名産品の田芋畑だ。
ちょうど田芋の苗を植えていた。
また、すぐそばには億首川のマングローブ林がある。
すぐ近くでは、水牛が飼われていた。やはり南国だ。
道の両側は、サトウキビ畑も広がっている。坂を登れば、浦和のキャンプ地金武町フットボールセンターだ。
そして、綺麗な青空と海だ。
金武町フットボールセンターの道を挟んだ向かい側には、医療施設がある。万が一、選手が練習に怪我をしてもすぐに対処することができる。
また、金武町フットボールセンターでの沖縄一次キャンプは、過酷なフィジカル中心となり、しかも閉塞感のあるホテル暮らしの選手たちにとって、少しでも開放感を感じることができるはずだ。
さらに、広大な敷地のギンバル訓練場跡地には、外資系の温泉付きスパリゾートホテルが建設される予定である。そうなれば選手たちのバス移動もなくなり、より充実した環境で今後は沖縄キャンプを行うことができる。金武町の地元の人々は「観光客は、みんなサンセットビーチとか、那覇に近いところの方が人気だから、スポーツのキャンプ地として盛り上げていきたい」と話していた。
金武町ベースボールスタジアムでは、楽天イーグルスがキャンプを行う予定だ。外資系のホテルができれば、さらに金武町はスポーツのキャンプ地として人気になっていくだろう。
ちなみに、戦術面が中心となる沖縄二次キャンプは、練習試合が組みやすい東風平運動公園サッカー場となる。
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