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【長崎】アカデミー V・ファーレン長崎U-18 森保洋監督ショートインタビュー~チームはまだまだ上にいける!~

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アカデミー V・ファーレン長崎U-18 森保洋監督ショートインタビュー~戦う姿勢やハードワークをベースにして技術を発揮できれば、チームはまだまだ上にいける!~V・ファーレン長崎応援WEBマガジン「ViSta」

週末からいよいよ開幕する『2017 Jユースカップ 第25回Jリーグユース選手権大会(以下:Jユースカップ)』。今季からV・ファーレン長崎U-18を率いる森保洋監督に、初参加となった九州プリンスリーグやJユースカップ本番を目前に控えた気持ちなどを語ってもらった。

週末からいよいよ開幕する『2017 Jユースカップ 第25回Jリーグユース選手権大会(以下:Jユースカップ)』。今季からV・ファーレン長崎U-18を率いる森保洋監督に、初参加となった九州プリンスリーグやJユースカップ本番を目前に控えた気持ちなどを語ってもらった。

-今季から参加している九州プリンスリーグですが、序盤は苦しい試合が続きました。
森保 U-18の先輩方が作ってくれたプリンスリーグという舞台に初参入したんですが、高校サッカーなどでも伝統のあるチームが揃っているので、序盤は相手のパワーに押しきられてしまう部分があったと思います。それにけが人も出てしまって、その辺の計算も難しいものとなってしまいました。

-V・ファーレン長崎U-18は、これまで所属したリーグでは強者の立場でした。チャレンジャーとしてリーグ戦に挑むという意識の面でも苦労されたのでは?
森保 そうですね。新チームになったばかりの頃に出場した『九州クラブユースU-17』で優勝してしまったことで少し驕ってしまう部分があったかもしれません。その時は勢いで勝てましたが、やはり守備というところで弱さがあったと思います。

-守備の改善が進むと同時にリーグ戦でも勝てるようになってきました。
森保 九州は良い選手・・特に前に早い選手が多いので、守備の立て直しとその意識を持つところで少し時間がかかったかなと思います。個人的には、ある程度はできるだけの力があるという意識は開幕前からあったんですけどね。

-他クラブでも育成をされてきた森保監督から見て、V・ファーレン長崎U-18の特徴は何ですか?
森保 僕が最初に感じたのは「技術が高い」ということでした。それはU-18に限らず、U-15もU-12もそうです。でも戦う姿勢やベースになるハードワークという点ではまだまだ足りないと思っています。ハードワークと言葉にするのは簡単ですが、本当に倒れるまでやれているのか、相手のボールに対する球際というところでも本当にギリギリまでいけているのか・・。そこはまだまだ上げていけると思っていますし、そこをベースにして、持っている技術を速さや強さがある中でも発揮できるようになれば、もっともっと上に行けると思います。


-その点を踏まえて、今後、U-18の選手たちに求めたい、高めたいところはどんな点ですか?
森保 攻撃だけでなく守備・・好守両面で人数かけていきたいというのがあるので、そのためにもボールをしっかりと「止める」「蹴る」という技術は求めていきたいです。もちろん、戦術眼やポジショニングについてもまだ高めていきたいと思っています。それにトレーニング以外でも時間をどう使うのかという所についてもまだまだ求めていきたいですね。

-今季のチームは2年生が多く試合に出場していますが?
森保 志を持ってV・ファーレン長崎U-18に集まっている選手たちなので、全員が同じ土俵ですし、毎日が競争ですね。学年などは気にせずフラットにしていきたいと思っています。

-週末にはいよいよJユースカップの1回戦が行なわれますが、どういった部分が大事になると思いますか?
森保 守備のところは安定してきているので、好守において相手を圧倒できるようにしていきたいと思います。プリンスリーグでも守備は良くなってきたけれど、余り得点が取れていないという部分があるので、点を取るというところは必要になるでしょうね。

-Jユースカップでキーマンとして期待したい選手などはいますか?
森保 全員がそうなんですが、あえてあげるならばDFリーダーでもある本田昴慎になります。彼はもっと主張して良いと思う選手だし、彼自身の力も上がってきているのでそこにも期待したい。3年生である彼にとっては、U-18年代の最後・・カウントダウンが始まっている中でも試合なので、もっともっとチームを引っ張っていってもらいたいしアピールしてほしいですね。

-最後にJユースカップへ向けた抱負を聞かせてください。
森保 初戦のFC琉球U-18戦も大事なんですが、そこを突破できれば次は敵地でプレミアリーグイーストの首位である清水ユースと試合ができます。この年代で1番強いチームの一つと、こういった場で戦えるチャンスはそうないと思うので、そこまでは必ず行って、選手たちに良い経験をしてもらいたいと思います。

reported by 藤原裕久


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