
【森雅史の視点】2025年11月9日 J1リーグ第36節 FC町田ゼルビアvsFC東京
J1リーグ第36節 町田 0(0-0)1FC東京
14:03キックオフ 国立競技場 入場者数 46,838人
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町田の猛攻をFC東京は耐えに耐えた。攻撃パターンが決まっているとはいえ、迫力のあるプレーを続ける町田をFC東京は抑え、攻め込まれても決定機をなかなか作らせない。逆に78分、こぼれ球を拾って野澤零温がループシュートを放つもゴールの枠に当たって得点ならず。それでも87分、中盤の網をかいくぐってボールを運ぶと、クロスから安斎颯馬が決勝点を奪った。長友佑都と相馬勇紀という見所のある1対1は試合の華だったが、お互いに慎重になっていたのは来週に天皇杯準決勝での対戦を控えているからだろう。町田はACLからフォーメーションを変更してこの試合に臨んでおり、天皇杯ではどんな布陣で来るか、FC東京を悩ませることにもなっている。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート

森雅史(もり・まさふみ)
