浦和レッズ 試合後の選手コメント『自分でもビックリするぐらいの良いゴールだった』(武藤 雄樹)+阿部+柏木+関根+宇賀神+青木 J1【清水対浦和】
2015 09/20 06:17
2015年9月19日(土)19:04KICKOFF/エコパスタジアム/19,232人
清水 1-4 浦和
得点者:28' 森脇 良太(浦和)/38' 鄭 大世(清水)/55' 興梠 慎三(浦和)/66' 武藤 雄樹(浦和)/90+1' 柏木 陽介(浦和)
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○武藤 雄樹
「チームとして良い攻撃をできたと思うし、前節の柏戦で内容が良い中でもゴール数は付いてこなかったので、今日はゴールもたくさん決まって良かったと思う」
Q:ご自身はチーム3点目を決めました。
「自分でもビックリするぐらいの良いゴールだった。森脇さんが良いボールをくれたし、一つゴールを決められて良かった」
Q:あのゴールで空気が変わったと思います。
「チームの雰囲気も変わったと思うし、そういうゴールを決められたことをうれしく思う」
Q:アウェイながらもサポーターの数も多かったです。
「アウェイを感じさせない応援が聞こえた。遠くまで来てもらっていたし、勝ち点3を届けたいと思っていた。それができて良かったと思う」
Q:武藤選手のチャントもかなり響いていました。
「最近はゴールを決められていなかったので、(チャントを)歌ってもらえて良かった。次の試合でもゴールを決めて歌ってもらえるようにしたい」
Q:今日の勝利で再び年間勝ち点1位に返り咲きました。
「まだ試合は残っている。いまの順位に一喜一憂するのではなく、最後に1位に立っていることが重要なので、ここから勝ち点を落とさないようにやっていきたい」
Q:次もアウェイゲームで鹿島戦となります。
「アウェイだし、鹿島は調子の良いチーム。厳しい試合になるだろうからチーム一丸となって勝利を目指したい」
○阿部 勇樹
「相手の斜めの動きや後ろからの飛び出しなど、いろいろあったけど、みんなでうまく対応できた。今日は駆け引きが面白かった。久々に頭は疲れた。アウェイで勝てたことが良かった」
Q:阿部選手は役割が一番多かったと思うのですが......。
「今までもこうやってきたし、それが自分の強みだと思っている。その強みをどれだけゲームで生かせるかだと思う。出場停止でメンバーが代わっても、うまくやれればと思う。すべてはチームが勝つためにやれることをやろうとしただけ。みんながやろうとしたことをやったからこそ結果を出せた。これを続けることが大事。いろいろな戦い方ができるようになってきたというゲームだったと思う。続けてやっていくだけ」
Q:後ろでディフェンスを頑張るというよりも、前で守備をハメに行きたかったという意図があったのですね。
「やっぱ前から取って、攻めることができればチャンスになる。後ろの選手に身長の高さがあれば、残ってはね返すサッカーもできるけど、もちろんそういう時間帯はあると思うが、前へ前へ行って今日はメリハリのある戦い方がある程度できたと思う。苦しい時間帯があってもみんなで我慢できた。全部前からは無理だと思うので、苦しい時間は割り切って、相手も試合の中で戦い方を変えてくるだろうから、相手の出方によっては戦い方を変えることも必要だと思う。前で点を取ってほしい選手が点を取ってくれたし、それは良かったと思う」
○柏木 陽介
「今日は2点目、3点目と追加点を取れたので良かったと思うし、内容はめっちゃ良かったとは言えないけど、こういう勝ち方をするのも大事だと思う。一人ひとりがやるべきことをやれていることが大きい。シュートを打たれた場面でもきちっと最後寄せることができている。今後もそういうところをしっかりとできればいい」
○関根 貴大
Q:今日の試合を振り返って、チームの出来はいかがでしたか?
「苦しい時間帯もあったけど、同点に追い付かれたあとも我慢して浦和のサッカーを続けることで、勝ち越すこともできた。チャンスを決め切ることができれば試合運びはラクになる。後半も素晴らしいゴールを積み重ねられたし、こうやってチャンスを決めていけば浦和のサッカーの良さを分かってもらえると思う」
Q:関根選手が下がって守備をしてそこから前に出て行く形を多く作れていたと思います。
「相手は[4-4-2]のフォーメーションでウチは切り替えのところがポイントだったと思う。逆にボールの取られた方が悪いとカウンターが怖いなと思っていた。前半は少しやられる場面が多かった。後半は修正できたし、チームとして良い形で攻撃をできていたので、守備もうまくハメられたと思う」
Q:ご自身の体のキレもありました。
「1対1は止められる場面もあったのでそれは悔しいけど、周りとの関係や3人目の動き出しだったり、(興梠)慎三くんのゴールシーンのようにオフ・ザ・ボールの動きで裏を取れれば1対1に関係なく、点も取れる。その形は試合前から狙っていた。狙いどおりにできたと思う」
Q:きれいな崩しでした。
「練習からやっている形だし、うまくハマった」
Q:オフサイドにはなりましたが、関根選手の良いクロスボールもありました。
「前の試合(柏戦)でクロスボールが引っかかっていた。オフサイドにはなったけど、あのような形をどんどん増やしていければチャンスにつながる。オフサイドにはなったけど、良いタイミングでクロスを上げられた」
Q:次の鹿島戦に向けて、弾みの付く勝利だったかと思います。
「鹿島は今日も勝っているし、いま勢いが一番あるチームだと思う。今日のような浦和らしいサッカーができれば何の問題もないし、その勢いを止められるのは浦和だと思う」
Q:アシストの場面はシュートも打てたのかなと思いますが、パスを選択した理由は?
「周りから見たらシュートを打てるとは思うだろうけど、それだけではないし、周りを見ながら考えて練習からパスも狙っている。あのような形できれいにゴールを決められるのは浦和の強みだと思う。ほかにも1対1の場面もあったし、そういう場面でもしっかりと決めないといけない」
○宇賀神 友弥
「清水もセットプレーで追い付いてほかにも相手にゴールチャンスがあった中で、自分たちがチャンスを決めたことが大きかった。前半からチャンスになりそうな形を作れていたし、ハーフタイムにも、もっとラストの精度を上げられればチャンスを作れていたと話している中で2点目のゴールが生まれた。決めるべきところを決めた差だと思う。監督も言っていたけど、清水のメンバーを見ても、ウチとやるまでの試合を見ても、あの順位にいるようなチームではないと思うので、そういう相手にも紙一重の差で決めるべきところを決めることができた。外国籍選手は怖さがあったので、ディフェンスラインで相手に主導権を握らせないことは意識していた」
○青木 拓矢
Q:監督からはどんな指示があって入ったのですか?
「(柏木)陽介くんとボランチでバランスよくやりながら、攻撃では受けてさばいて、という指示だった。ディフェンスのときは攻め込まれていたので、そこをしっかり見るように、そういう指示だった」
Q:守から攻への切り替えはどんなイメージでしたか?
「相手が前がかりに来ていたし、ボールを取ったらチャンスだと思ったので、早く前に付けられればと思っていた」
Q:入ったあとはどちらかというと、畳み掛けるイメージだったのですか?
「めちゃくちゃ点を取りに行くという感じではなかったし、追加点を取れればラクにはなれるなと思っていた。その結果、追加点を取れて良かったと思う」
Q:清水が途中14番の選手(澤田崇)を入れてきて、前線を5枚のような形にしてきましたが、その対応はリスク管理をしつつ、点を取れれば取るというイメージでしたか?
「もちろん。みんなと声かけながら対応をして点を取れればラクになるという感じではあった。そんなにやみくもに点を取りに行っていたわけではなかった」
Q:次は鹿島戦です。大一番になるかと思います。
「大一番になることはみんなが分かっている。しっかりと準備をしていきたい」
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