[J論] - これを読めばJが見える

論ニュース日本サッカー関連ニュースを分かりやすく解説

ペトロヴィッチ監督(浦和)会見『試合全体を通してみれば、われわれが勝利に値するゲームができた試合だったと思う』 J1【清水対浦和】

2015 09/20  04:53


2015年9月19日(土)19:04KICKOFF/エコパスタジアム/19,232人
清水 1-4 浦和
得点者:28' 森脇 良太(浦和)/38' 鄭 大世(清水)/55' 興梠 慎三(浦和)/66' 武藤 雄樹(浦和)/90+1' 柏木 陽介(浦和)

-----
○ペトロヴィッチ監督
「まずこの試合に入るにあたって、われわれは非常に良い準備ができていたのではないかと思っている。清水は順位が示す以上に手強い相手だと思っていたし、そういった相手に対して、しっかりと戦う気持ちを持って、試合に臨めたと思う。相手の前線には質の高い選手がいる。鄭大世選手やウタカ選手、大前元紀選手など、そういった選手たちに時間とスペースを与えてしまえば、なかなか止めるのは難しいと思っていた。相手に良いボールを供給させないという狙いで、前線からアグレッシブにプレッシャーをかけていくことを、選手たちに指示したし、選手たちも良くやってくれた。前半は本来であれば、何点か取って終えなければいけない展開だったと思う。残念ながら前半に関しては、チャンスになりかける、あるいはフィニッシュに持ち込めそうな状況の中で落ち着きが足りず、ラストパスやフィニッシュの精度を欠いていた。先制できたが、CKから失点し、1-1で折り返すことになってしまった。後半に入って、われわれのチームはより一つギアを上げたような形で、運動量を落とさずに戦えていたと思う。逆に相手はわれわれのテンポに付いていくことができず、徐々にわれわれに置いていかれる展開になったと思う。そういった中で、チャンスをしっかりとモノにし、得点を重ねることができた。試合全体を通してみれば、われわれが勝利に値するゲームができた試合だったと思う。静岡県、清水という土地は、非常にサッカーどころだと聞いている。そういった人々が、とてもサッカーに関心のある地域のチームが、こうして残留争いをしなければいけない状況には、非常に残念な思いがある。私自身は残りの試合の中で、清水が頑張って、なんとかJ1に残れることを切に願っている。日本のJリーグの中で、清水が残ることは、非常に大切なことだと思っている。なぜなら、この地域の人々にはサッカーをとても愛されている方が多いと思う。そういう意味を込めて、清水が残留することを心から願っている。残りの6試合、清水の幸運を祈っているし、清水にはそれだけの質があると、私は信じている。そして、それを応援してくれる熱いサポーターがいると思う。ここエコパではないが、日本平には素晴らしいサッカー専用スタジアムもある。そういった環境を持つクラブがJ1に残ってほしいと心から願っている」

Q:昨日、一昨日と練習を取材させていただいた者ですが、今日の先発メンバーとシステムは非常に驚きの多いものでした。その決断に至った経緯を教えてください。
「あなたの昨日(18日)の記者会見での質問に私は非常に怒りを覚えた。今日のゲームは当時の2年前の札幌のゲームではないということ。そういった質問が出たことに対して、私は非常にモチベーションが上がったし、絶対に勝ってやるという思いの中で今日の先発メンバーを選択した。明日(20日)の新聞に2年前の札幌と同じように残留争いをするチームに負けたという記事が出ないように今日は非常に頑張った」

-----
関連リンク

田坂 和昭監督(清水)会見『もう一度やり直さなければいけないと思う』 J1【清水対浦和】

清水エスパルス 試合後の選手コメント『ちょっとしたところや決定力の差が出たのかなと思う』(大前 元紀)+白崎 J1【清水対浦和】

浦和レッズ 試合後の選手コメント『自分でもビックリするぐらいの良いゴールだった』(武藤 雄樹)+阿部+柏木+関根+宇賀神+青木 J1【清水対浦和】




J論 最新テーマ: ニュース に関するコラム

投票

清水エスパルスについて(0票)

浦和レッズについて(0票)

論 最新ニュース